sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

メルケル

2014-03-01 | Weblog
1年前の3月のある朝、
息子に、おかーさんイギリスの首相誰か知ってる?ブレアちゃうで、と言われて、
知ってるわい、と答えた。
でもイギリス首相と云えばサッチャーを思い浮かべる世代やけど、と云うと
チャーチルちゃうんか、と言われて、しばく。笑
という、会話の時に読んでたメルケルについての新聞の特集記事より
ちょびっとメモ代わりにメルケルとドイツ経済について抜粋と要約。
ドイツの総選挙は昨年9月に終わってるし、タイムリーさゼロという
いつもいつも時差が激しいブログで申し訳ない。
でもドイツの中堅企業の3匹の子豚の家のたとえがツボだったのを
子どもの英語クラスで3匹の子豚の絵本をやってる時に思い出したので

東ドイツ出身のメルケルは物理学者でベルリンの壁崩壊後に政界へ。
「法の枠組みの中で考える法律家と異なり、物理学者は
 枠組み自体が時間によって変わる複雑なシステムの中で考える。
 メルケルは自然科学者の手法を政治の世界の中で磨き上げてきた」
  (メルケルの後輩、アフリカ政策担当者ギュンター・ノオケ)

ドイツの経済がひとり堅調なのは、
3匹のこぶたに出てくるレンガの家のような、
中堅企業の頑張りが大きいのだと言われている。
輸出企業の上位10%が国全体の輸出額に占める割合が、
日本や米国は90%を超えるのに対してドイツは69%。
中堅企業の頑張りが大きいということである。

ドイツの中堅企業は、労賃の安い国に工場進出はしない。
ファミリー経営で上場もしない。
品質を保つために多くの部品も自社で作る。
3匹のこぶたのレンガの家のような中堅企業なのです。
それに比べて日本は、いい時は藁や小枝の家を巨体に作り上げ、
悪くなるとどんどん削る以外のことをしないから、何も残らない。
「たとえばトヨタの車がこの世からなくなっても何も起きないだろう。
 人々は日産やワーゲンを買うだけだ。
 でもドイツには、その会社の工作機械が消えたら
 世界中の生産現場が止まってしまうというような、
 中堅企業がたくさんある」

「予算がおかしくなるのは、景気の悪い時ではなく、いい時だ」
 2009年に議会を通過したドイツの債務ブレーキというのは
 少なくとも成長率がプラスの時には財政赤字を出すことを禁じる法律です」

ドイツと聞いて連想するものは?と聞かれ
「窓ですね! こんなに頑丈で美しい窓を作れる国はないですから」

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