教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

資料調査四日目

2006年09月21日 22時10分15秒 | Weblog
 さて、今日で東京での暮らしも一週間目。かなり疲れがたまってきており、予定の時間に起き上がることができない。資料調査(あくまで収集ではないと言っておこう(苦笑))も今日明日でおしまいなので、がんばりたいのですが、体がいうことをきかない… 今日予定していた調査先は、国会図書館、国立公文書館、お茶の水女子大学、東京学芸大学。昼少し前になってようやく起き上がることができるようになり、宿を出発。
 まず国会図書館へ行って、目をつけていた資料を請求、コピーの申請をする。なにかと時間がかかり、予定していた時間を大幅に遅れるはめに。次に半蔵門線・東西線を乗り継いで、国立公文書館へ。ここでの用事は、以前マイクロフィルムに焼いてもらったのはいいが、マイクロフィルムを見る機械が自由に使えないために、ずっと宝の持ち腐れ状態にしていた資料を、紙焼きしてもらうことでした。私の作業でマイクロに撮ったのだから値段もそれほどしないだろうと、よく考えるとあまり根拠のない思いこみをしていたのですが、実際にコピーの申請をしてみるととんでもない値段になってしまうことに気づく。一度は「それでも!」と思い申請したのですが、よくよく考えて「これ以上無駄な金はないな、自分で努力して一枚一枚コピーした方がまだましだ」と考え直し、申請を取り下げて貰いました。…なにやってんだろ俺。
 次はお茶の水へ。しかし、校門前に立ったとき、すでに16時を過ぎている。今週のお茶の水の図書館の開館時間は17時までなので、ぎりぎり。ちなみに、先日の学会で情報収集をしたところ、図書館には興味深い史料はなさそうでした。ただ、いちおう旧東京女子高等師範学校を前身校としている大学ですから、女高師関係者が関わった大日本教育会・帝国教育会研究をしている者としては、一度はこの目で見ておかなくてはいけない。ということで、一応入構させて貰いました。しかし、ここの図書館はいきなりの外来はよろしくない様子(もしかしたら、すんなり入れてくださった東大・筑波大の図書館が特別だった?)。入れてくれそうではあったのですが、迷惑をかけるのは本意ではないので、幸い手続きしなくても入れる場所に、旧蔵書のカード目録があったので、それを閲覧することに止めることにしました。時間がないのでざっと見ただけですが、お目当てだった女高師の某教授の著作すら見あたらないので、ちょっと期待薄かな… 女高師は一度焼けているから、古い史料はあまり期待できないのかもしれない。実際、これが見たい、というものがあるわけではないので、ざっと見るだけに止めました。
 予定ではこの後、東京府師範学校を前身とする東京学芸大学へ行く予定でした。が、お茶の水を出た時点でもう暗くなり始めており、体力も限界に近づいていました。すでに気力で足を動かしている状態なので、今日はもうおしまいにしました。19時には宿に帰りました。
 宿に帰ると、明日帰国するための準備をする。その後、ブログ更新が滞っていたので、それを書き上げる。もういい加減いい時間になってしまいました。
 さて、寝よう。疲れた…
コメント
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