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アンデッド・インプ

2012年02月22日 23時08分02秒 | カード情報(ブロック2)
アンデッド・インプです。
このカードがどういう創作意図で作られているのかはちょっと聞いてみたかったんですよ。

一見してドラジェメタのカードであることは明らかだと思います。
しかし、メタカードというのは難しいもので、

まずそれ自体が強いカードでデックに入れることに大きなデメリットではなく
(特定のデックに勝てても全体の完成度と勝率が落ちるなら誰も採用しません)

メタ対象である今の強デックに成り代わってしまうような完全な上位互換ではなく
(メタを一巡させるのが目的であって、環境をインフレさせたいわけではありません)

そして何より、それを入れることでメタ対象に対し有利なデックが完成される必要があります。

アンデッドインプは2/2/2飛行のスペル*枠ですから
①、②は完全に満たしたデザインであると言えると思いますが
しかるに③の条件を満たすユニットであるかというと
少なくとも現状においてはそうではないんですね。
③の条件を満たさない限り、カードの総合的な善し悪しは別としてデザイン意図は達成されていません。
アンデッドインプは確かに強いユニットであることは認めても
ではそれを入れればドラジェデックに勝てるのか?
あるいはそれを入れることでドラジェメタとして環境内で機能するデックがあるのか?
アンデッドインプが登場したからと言ってドラジェデックの使用を躊躇するか?
といえば少なくとも今のところそういう流れになっていません。
つまりドラジェデックが強すぎてアンデッドインプを入れても勝てない時は勝てない。
対戦は最終的に勝てるか負けるかですから、
惨敗が惜敗になるだけならいっそ対策などしないくらいのほうがいいのです。

能力は使えると言ってもレベル2で1対抗とスペル*ならまだドラジェデックの対処可能圏内ですからね。
(素直にレベル2で2対抗と言わないのは、*枠1個では1対抗を捻出できないからです)
レベル3でいいから防御力4点か、防御3点のアイテム枠だったら面倒くさいユニットだったですが。

ただこのユニットがこれまでのリングクリケットやスピリチュアルディアーとは違うのは
アンデッドデック、デーモンデックのパーツであるということですよ。
デーモンデックは火風主体みたいなので
ドラジェに有利が付くように出来ているとは到底思えませんが
アンデッドデックが髑髏の騎士を中心として成立している偶数主体の重対抗デックだとしたら
ドラジェデックにも負けるはずがない。
ならば追加カードを期待していいと思います。

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