白狐イヅナ

ついに１点英雄も公開。風魔の隠れ里はこれが最後のカードでしょうか。

内容は、うーん、ブロック３のレベル４でお馴染みな感じの能力ですね。
フォクシアの追加としてはちょっと期待したほどではないなぁ。
また七尾の解放とありますが、「７」にちなんだ何やらはありませんね。
Ｇレギュレ―ションのエレインはすごく完成度の高いデザインだと思ってたんですが、
それと比較しないでも他のフォクシアと類似する要素もないし、普通すぎるかな。
前回はレベル変動と常動能力を複合させたデザインでしたから
かなり変わってしまうのは予想の範囲ですが、
ヴィクセンや他のフォクシアは現行ルール化でも結構変なカードだったので
英雄点１点が以前のカードの互換なのは少し残念。
変なカードばっかりだとさすがにデックが使い辛くなるということでしょうか。
ハーフらしいのでフォクシアらしくないのかもしれませんね。

強さ的には英雄点１点の即時可能としてまずまずですね。
手札１枚の消費でイニシアチブ＋２、攻撃力６点のスペル２枠はかなり強い。
が、強すぎるほどではない。
ヴィクセンの能力コストと同時に支払おうとすると手札４枚を破棄する必要があり、
同じパーティに入れても能力を活かすことはできません。
弱いパーティが出来るわけではないので同時に引いてしまった時は同時に出していいですが。

ヴィクセンをさらに強くするデザイン出なかったことをどう評価するかですね。
わたしは好意的に見ています。
ヴィクセンは単体でちょっと危険な強さでしたから。
さらに強くするカードよりは、ヴィクセンが居ない時を支えるカードのほうが
環境的にも使う側としてもそのほうがいいと思います。

攻撃力６点と２Ｄ点の宣言能力はネイ＆ネルと同じですが、
残るのがアイテム枠である分はネイ＆ネルのほうが使いやすい。
レベル４のチャージ持ちとパーティを組めばリミット８で攻撃力１２点でしょうか。
艦船デックと同等の破壊力ですね。
ヴィクセンとイヅナなら総攻撃力１３又は１５点。
攻撃力だけならぎりぎりでどうにかなりそうですが、
さらに金輪眼、銀輪眼まで考慮すると防御力で耐えられそうな数字ではないですね。
ガンロックにウォーム２体で総防御力１７点ですか。