カードレビュー第22回はヘルハウンドです。
テスト案からの変更はありませんが
Sレギュ時代は火スペル枠がありませんでした。
さらに能力のダメージは2Dして低い目ダメージでした。
レベル2のハウンドがスペル枠を持っていて
弱いことはないでしょう。
種族ハウンドはウルフデックと奈落デックで
パーツになれますが
どちらのデックでも2/3/1のスペックは使いやすく
加えて火スペル枠も貴重です。
奈落デックは火魔属性のデックですしね。
攻撃力が高く普通タイミングの能力まで持ちますから
単体で考えてアビスハウンドより使いやすいのではないでしょうか。
火スペル枠はキャセル能力の乏しいスペル色ですが
聖スペル以外の色のなかでは
先攻型と最も相性のいい属性ではあります。
もともとスペルどれか1色のみで
デックは成立するようにはなっていないので
アクセントだと思ったらこんなものでしょう。
アイテムは止められるだけで上等です。
アイテムによる対抗は単純な攻撃を返せる手段に乏しいので
アイテム対抗が先攻デックの脅威になることは
少ないんですけどね。
能力はそのままでは確定1点になりました。
ただし弱体化でもないですね。
以前までも2Dして低い目だったら
1点しか出ないものと考えて使ってたんですから。
防御力アップでダメージを引き上げられるだけ
上等になったと思いましょう。
問題は防御力を上げる手段がそんなにない事で、
1点を2点ダメージにするだけでも大変です。
攻撃力のほうが3点ですからそれで十分なんですが。
実はレベル2のスペラーの攻撃力がレベルより高い、
というだけで貴重。
というよりレベル2で攻撃力3点以上のスペルユーザーは
ヘルハウンド1枚しかなかったりします。
レベル2のアイテムユーザーですと
攻撃力3点以上は全く存在しませんので
レベル2で常備対抗枠を持つユニットが攻撃力3点、
というのがどれだけ貴重かは分かっていただけると思います。
同様にチャージ、ディフェンダー込みで
攻撃力がレベルを超えるユニットも非常に希少です。
逆にレベル3以上のユニットの攻撃力が高いのが
モンコレなんですが、
逆に攻撃力低めの即時不可を中心にしてしまうと
攻撃力が根本的に足りなくなるパターンに
陥ってしまう事もしばしば。
その場合は特殊能力が下手な攻撃力以上の
火力を持っているものですが。
オーク錬金術師が2/2/2のスペル火、能力なしで
こちらは2/3/1のスペル火で
使いやすくはなくても能力ありですから
スペックで見てもこれまでの上限を
わずかに突きぬけたユニットだったりします。
さすが構築セット。
数合わせのがっかり復刻キャラと見せかけて
隙がありませんね。