老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

スロベニアとクロアチアの旅 その⑦ 10月22日 ~<クロアチア> ダルマチア地方Ⅰ ザダル/シべニク/トラギル~

2022年11月25日 19時50分52秒 | 旅行/色々な風景

 プリトヴィツェ国立公園の後は、有名なドブロブニクを目指すのですが、その間にはダルマチア地方があり、数々の史跡に富んだ町が点在しているので、このダルマチア地方を2日間を掛けて北から順番に回りました。

 クロアチアはアドリア海に沿った細長い国ですが、ダルマチア地方とはこの国の南部を指します。

 歴史的にはローマ/フランク王国/ベネチア共和国/クロアチア王国/ハンガリー王国/ベネチア共和国/フランス/オーストリア・ハンガリー帝国/独立/一部がイタリア支配下/ユーゴスラビア人民共和国など色々な国に属したりと複雑な歴史を経て1991年以降はクロアチア共和国となるのですが、ローマ時代にダルマチア属州はディオクレティアヌス帝(在位 284年-305年)の出身地であり、また隠棲の地であったことから特別な扱いを受けていた為にダルマチアという呼び方が続いているようですが、歴史の重みもあり世界遺産の指定を受けている都市が続いています。

 尚「101匹ワンちゃん」で有名なダルメシア犬の産地でもあるらしいのですが、今回のツアーではお目に掛かれませんでした。(まさ)

<ザダル>
 かってのダルマチア地方の中心地として栄えた港町で、ベネチアの時代には強力な防御施設を有していたようです。
プリトヴィツェ国立公園からの道中の広大な草原

トイレ休憩はアドリア海に向かう途中の山中でしたが、石灰岩の山地でした

アドリア海が見えてきましたが、沢山の風車群も見えます


ザグレブの城壁

土曜日で、沢山のヨットが出ています

新しい施設の「サダルの太陽」 太陽光パネルが敷き詰められていて、照明などに使用されているようです

「シーオルガン」 海風を取り入れて、パイプオルガンみたいな演奏をしています

同上の風の出口

ゼレニ広場 ローマ時代の建築材が並べられています

聖ドナト教会

恥の柱(軽犯罪を犯した者が、この柱に縛られて笑いものにされた)と聖ストシャ大聖堂

聖ストシャ大聖堂

ローマ時代の塔が残る広場

時計塔

クロアチアのビール 隣は孫が頼んだジュース
 
この日の昼食はマグロステーキ。 マグロはこの近くで養殖されています

 

<シべニク>
ここも歴史のある古い港町で、ベネチア時代の防御都市です。
街のシンボルの聖ヤコブ大聖堂は、建築に100年以上掛かり、建物の様式もゴシック⇒ルネッサンス様式と変わっていったようです。

海に面した街

ここも立派な城壁があります
街で見かけたネコの水飲み場 随分古くからある様です

聖バルバラ教会の24時間時計

聖ヤコブ大聖堂

壁に飾られているのは献金をした一般人の顔のようです

同上 犬もいます

同上

聖堂内

夕暮れ時のアドリア海

 

<トロギル>
 
回りを城壁に囲まれた小さな島ですが、街の歴史はギリシャ時代にまで遡り、狭い島内には様々な時代にわたる教会や建造物がひしめいています。訪れたのが夕方だったので駆け足の見学でした。

運河を渡って旧市街に入ります

北門の向こうには町のシンボルである聖ロヴロ大聖堂が見えます

聖ロヴロ大聖堂

広場

時計塔

南門

同上

聖二コラ修道院


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