老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

高齢者に関係が深い話題4題

2017年10月02日 19時00分41秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など
 9月の敬老の日前後には、高齢者や認知症に関する報道が多いですが、その中から気付いたものや、スーパーマーケットで目にした事項をお知らせします。

◆90歳以上の高齢者の人口
 9月15日の時点で、前年より14万人も増えて、何と200万人を超えたようです。
H27年度の都道府県の人口動向と比べると18位の栃木県の人口を上回り、また都市で比べると5位の札幌市をも上回る状況になっています。
高齢化を肌では感じつつも、このような数字を目にして実際の府県名や都市名と比較してみると、その凄さが改めて実感します。


◆アルツハイマーデーとシンボルカラー
 先日の新聞やTVで、9月21日が「世界アルツハイマーデー」になっており、関西でも大阪城/京都タワーなどがシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされたことを知りました。
因みに、このアルツハイマーデーが制定されたのは1994年と随分と前だったようです。

◆アルツハイマーの診断簡素化
 アルツハイマーかどうかの診断は、現在では最終的には脳内のアミロイドβという物質の蓄積を調べる方法で診断されていますが、この検査は体液(血液および脳脊髄液)の分析で行うため、非常に手間が掛る上に、残念ながら現時点では健康保険の適用外になっており、費用も高額です。

 先日の新聞報道によると、京都府立大学のチームが腕からの採血で診断できる方法を開発したと報じられています。早くこのような診断方法が確立すれば有難いですね。

◆ガムで記憶力を保つ?
 先日買い物に行ったスーパーマーケットで記憶力を維持するというガムを目にしました。
早速一つ購入しましたが、LOTTEの製品で、イチョウの葉から抽出した成分を混入しているようで、“記憶力(言葉や図形などを覚え、思い出す能力)を維持する”効能があるとされ、「機能性表示食品」となっています。

 私も試してみましたが、主に高齢者を対象とした商品なので、歯につきにくくなっています。
効能の程は、不明ですが、確かに人と話したり、食べ物を良く咀嚼するのは認知症に効果があると聞いたこともあり、口を動かすガムもある程度の効果はあるのかも知れません。(まさ)