老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

茶源郷 和束(わづか)町の茶畑  その①  ~茶畑~ 

2017年10月29日 19時44分09秒 | 旅行/色々な風景
(昨日アップした、大鳴門橋より1日早くに行ったのですが、沢山の写真の整理が遅れたので、アップの順番が変りました)

 京都の宇治茶の主産地である山城地区は、偶に車で通過することはあってもじっくりと見たことがなく、一度茶畑をゆっくりと歩いてみたいと思い色々と調査し、秋の茶花が咲く時期に京都府相楽郡和束町に行きたいと思っていました。
今年こそと思いながらも、長雨や台風でなかなか機会がなかったのですが、丁度ツレアイの予定とも合致した10月27日(金)が晴れそうなので、出かけることにしました。

 朝8時頃に自宅を出て、有料道路は使わずR163で奈良の北部や木津川市などを経て1時間半程で現地到着。
丁度開いた喫茶店で、私にしては珍しく名物の日本茶を頂きながら、お店の人からアドバイスを受けました。

 先ずは喫茶店の直ぐ近くにある安積親王陵墓や正法寺などを見てから、好天気なのでTシャツ姿で近場の白栖地区の茶畑を巡りました。

 その後、絶景ポイントと言われている山寺地区を車で回ってから、遅くなった昼食を名物の茶そばで満たした後、最終目的地である有名な原山の円形茶園に向かいました。

 ここは車では行けず、府道に車を置いて急な坂道を30分以上かけて登ります。
事前に立ち寄って聞いた観光案内所でも、はっきりとした地図はないとのことで、少し不安でしたがストックを手にゆっくりと登って行きました。
途中で、方向が合っているのかと迷う事もありましたが、幸いにも出会った住民の方が丁寧に教えて下さり、無事に辿りつけました。
噂通りの絶景でしたが、時刻的に陽が陰り少し写真が撮りにくかったのが残念でした。


・本当に見事な茶畑ばかりで、和束町の人たちとお茶の結びつきが良く判りました。
白栖/山寺地区では、それこそ“耕して山に到る”というのが実感できました。また原山の円形茶園は上から見下ろす形になるので、逆に“耕して谷に到る”やなあと感じました。

・現在今年最後の茶摘み作業が行われている所もありますが、殆どは茶摘みを終っています。
畑に林立する扇風機は高さ6m位で、発芽期に新芽の凍結を防ぐためにこの高さにある暖かい空気を下方に吹き出すようです。

・好天に恵まれ、Tシャツ姿で丁度良かったですが、目に入る緑の茶葉と肌で感じる風は心地良く、贅沢なトレイルをさせていただきました。

 先ずは、茶畑の様子などを紹介し、それ以外の様子は追ってお知らせします。(まさ)
 

チャはツバキ科の植物なので、この時期に開花します

着いた時には、まだ葉に露が残っていました


白栖地区の茶畑 綺麗なグラデュエーション(色が濃い所は、今日刈り取られた所です)

同上 一面の茶畑

同上 山へ山へ登ります

山寺地区の茶畑

原山地区の茶畑

円形茶園

同上

同上

安積親王陵墓から見た和束町の風景。山間部は茶畑ばかりです。

原山地区からみた風景。本当に可能な限り茶畑になっています。