老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

お盆前の天王寺界隈

2024年08月12日 18時51分50秒 | 散歩中に見かけた風景
 お盆の混雑を避けて、少し早めですがご先祖様の合同納骨をさせていただいている四天王寺さんへお参りに。
流石にお盆前でいつもとは違う人出。
何とかお参りを済ませて、久しぶりに伽藍も回りました。

 その後はいつもの通りに天王寺公園へ。
水生園では6月には1株だけ咲いていたミソハギが沢山開花していました。ガマや沢山の草に覆われて少し見にくかったのですが、今回は白いミゾソバも見かけました。

 改修中だった大阪市立美術館はほぼ工事が終わった感じでした。
特に入口部が大きく改修されていて、車椅子でも入れるようです。
 
 その後、ハルカスに寄って開催中の「広重 摺(すり)の極(きわみ)」展を覗いて見ました。
何故か今年は浮世絵版画の展覧会が多く、5月には大阪市内の別の会場で「北斎・広重展」があり、会場には行ったものの入場迄1時間待ちと聞いて諦めました。

 今回も夏休みとあって、結構人が多いようでしたが、平日だったためか待ち時間もなくすんなりと入場できました。

 余り美術館などに行くタイプではないのですが、日本が誇る浮世絵版画を見ておこうと思った次第です。

 ウッカリ忘れていましたが、版画は絵画などと比べてサイズが小さいので見るのに大変。
 行列に従って静々と作品に近付いて順番に見ていくのですが、正直言って色遣いや風景の配置などには魅かれるものの、版画の技法などについては全く知識がないので、まるで「猫に小判」状態。

 それでも何とか休み休みながら進み、途中撮影OKのコーナーでは撮らせて頂きました。

 尚、美術作品には全く疎いのですが、今回の展覧会で気付いたのは出品作品のかなりの部分が海外で所蔵されているようで、中でもジョルジュ・レスコヴィッチ財団というのが非常に多かったです。

  詳しいことまでは判りませんでしたが、ジョルジュ・レスコヴィッチ氏はパリ在住のポーランド人で、浮世絵の個人コレクターとしては世界有数の方で、歌川広重や葛飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、鈴木春信など日本でも人気の高い絵師の作品を沢山所蔵されているようで、今回は先日見損なった大阪の別の会場での展覧会だけでなく、日本各地で展覧会を開催されているようです。(まさ)

 <四天王寺>

石の鳥居と極楽門
極楽門
同上 内部

四重門と五重塔
五重塔とアベノハルカス

伽藍の回廊と講堂

<天王寺公園内>

水生園のミソハギ(ミソハギ科) ガマなどに囲まれています

ミズカンナ(クズウコン科)

ミゾソバ(タデ科)
同上

同上


大阪市立美術館

同上

<広重展>
パンフレット

作品

同上

同上
同上

同上



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