老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

大阪のイメージ④  大阪弁のシャレ言葉

2016年04月27日 20時10分32秒 | その他
  とに角大阪人は、会話の時には何かオチを付けないと気が済まないのですが、色々な会話でシャレ言葉が飛び交います。シャレ言葉は、ダジャレとは少し違い、大阪人が大阪弁を非常に大事にして誇りを持っているからこそ生まれた言葉でしょう。
この大阪のシャレ言葉を紹介します。いくつ判るでしょうか?
正解は、下に紹介しています。(WIKIPEDIAなどを参照しました)

※おいど(お尻)や雪隠(せっちん=便所)がやたらと出てきますが、庶民が生み出したシャレ言葉だからでしょうか。
※初級~最上級の分類は、私の独断です。(まさ)

(初級)
(1)白犬のおいど   (2)黒犬のおいど  
(3)うどん屋の釜   (4)雪隠場の火事    
(5)夜明けの行灯   (6)兎の逆立ち     
(7)金槌の川流れ   (8)紀州の西瓜    
(9)死んだネコの仔  (10)寿司屋の粗(アラ)    
(11)砂地の小便    (12)安物のお稲荷さん    

(中級)
(13)雨降りの太鼓  
(14)牛のおいど     
(15)五合とっくり  
(16)蟻が十匹、猿が五匹 
(17)赤児(あかご)の行水
(18)空き家の雪隠    
(19)蚕の小便     (20)唐人のおいど    
(21)鼠六匹      (22)無地の羽織     

(上級)
(23)子供の手水鉢(チョウズバチ) 
(24)小便する      
(25)太鼓のおいど    (26)焼き豆腐の心底    

(最上級)
(27)狸の睾丸      
(28)夏の蛤         
(29)10日の菊     
 

正解は次の通りです。
(1)面白い(← 尾も白い)    (2)面白うない(← 尾も白うない)
(3)言うばかり(← 湯ぅばかり) (4)やけくそ(← 焼け糞)
(5)薄ぼんやり          (6)耳が痛い
(7)一生浮かばれない       (8)厚かましい(← 皮が厚い)
(9)何にも云わない(← ニャンとも云わず)(10)内容不足(← 身が無い)
(11)溜まらない          (12)とりえが無い(← 鳥居が無い)

(13)どんならん=どうしょうも無い(← ドンと鳴らん) 
(14)物知り (← モーの尻)
(15)一生つまらん(← 一升詰まらぬ) 
(16)ありがとうござる (←蟻が十、五猿)
(17)(お金が)足らいで泣いている 資金不足 (← 盥(たらい)で泣いている)
(18)声が無い 意見などが無い ぐの声も出ない(← 肥え(肥料)が無い)
(19)詳しい(← 桑の葉にシー)  (20)カラケツ(← 唐の尻(ケツ)
(21)夢中(← 六チュー)     (22)一文無し  全く金を持っていない (← 紋なし)  

(23)しゃくにさわる(← 子供はすぐに杓に触れる)
(24)買わず(← 蛙〈カワズ〉は小便しながら逃げる)
(25)最後(← ドンけつ)     (26)たとえ火の中水の中 

(27)又一杯(おかわり)(← 股いっぱい)
(28)冷やかしの客(観くっさってばかりで買いくさらん ← 身腐って貝腐らん)
(29)間に合わない(← 菊は重陽の節句(9月9日)の飾り物 10日では間に合わない)