東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い東芝製トランジスタラジオ6TP-354の修理(4/4)

2011年08月01日 | 古ラジオ修理工房

この東芝製トランジスタラジオ6TP-354の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理(1/4) 修理(2/4)  修理(3/4) 修理(4/4)



 ようやく東芝製の小型トランジスタラジオを修理しました。結局イヤホンジャックの接触不良と分かりました。ただし感度があまり良くないので、今回はトラッキング調整をしてみることにしました。

       SG前に置いた修理中のトランジスタラジオ、黄色の棒は調整棒


 まずは、中間周波トランス(IFトランス)の調整から始めました。正式には変調された455KHzの発信機と交流電圧計があるとよいのですが、私はそのような計測器を持っていません。このため、スピーカーからでる音の大きさで調整しました。一番音が大きくなるようにIFトランスを調整しました。

     中間周波トランスを調整中             発信コイルを調整中
 

 次に600KHzと1500KHzの2ポイントで、発信コイル(OSCコイル)やバリコンのトリマーを回しながら調整しました。しかし、バリコンのトリマーもOSCコイルの調整も、ほんの少し回すだけでずれ過ぎてしまうことです。とても微妙な回転角度です。あまり感度も上がりません。このラジオの規格をみるとアンテナ感度は1mV/mのため、それほど感度は期待できないようです。このラジオは遠距離の放送局受信には適していないと思われるため、主要なラジオ放送局が受信できる程度でよしとしました。

                  トラッキング調整を終わったトランジスタラジオ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨の合間に、畑の草刈り | トップ | 田んぼ脇、サトイモ成長 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古ラジオ修理工房」カテゴリの最新記事