今日は朝から雨のため農作業はできませんでした。このため、3年前に作りかけだった電子時計を思い出して今回完成させました。3年前は単に時計として動作させることができましたが、収めるケースを作っていませんでした。このため、基板むき出しの状態でした。今回アルミケースを購入・加工して時計として実用できるものにしました。
アルミケース内に収める電子基板の位置決め
まずアルミケースの加工をしました。電子基板を固定するネジを位置を決めると、ボール盤でネジを通す穴を開けました。ただ、電源ケーブルを通す穴はヤスリで径を大きくしました。
ボール盤でネジを通す穴あけ ヤスリで穴の径を大きく加工
一通り穴を置け終わると、電子基板やトリマーをアルミケースにはめてみました。大きく位置がずれた穴は無かったので、うまく電子基板をケースに固定することができることを確認します。位置がずれていれば再度穴あけまたは加工を続行します。
アルミケースに電子基板とトリマーをつけて位置を確認
続いて、時計の時刻を見せるアルミケースの表の面を加工しました。時刻がよく見えるように広く穴を開けました。広い穴のため、穴の四つ角はボール盤であらかじめ穴を開けて次にハンドニプラーで穴を広げました。このハンドニプラーは私が学生時代に真空管ラジオを作った時によく使いました(アルミケースにトランスをのせる四角い穴を開けるときなどに使用)。大まかに穴を開けると、今度はヤスリで丁寧に磨くように擦りました。
ハンドニプラーで穴を拡大 ヤスリで綺麗に磨く
電子基板にトリマーを付けたままでは電子基板をアルミケースに取り付けることでできません。外したトリマーと電子基板は電線でつなぎました。つなぐとアルミケースに電子基板とトリマーを別々の位置に取り付けて固定しました。もう外すことはありません。
トリマーと基板を電線で結ぶ アルミケースに基板とトリマーを固定
あとは電源を電子基板に取り付けて完成です。作りかけて3年もの間電子基板がむき出しの時計でしたが、今日からはアルミケースに収めて使います。目覚ましブザーも取り付けできますが、今のところ目覚まし時計として使う予定はないので、このまま使おうと思っています。
3年ぶりに完成した電光掲示式電子時計
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