東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 城南 宿井 別所薬師堂、荒神様他

2015年07月26日 | 歴史探訪他ウォーキング



 田布施町 城南 宿井の別所薬師で、お大師講が旧暦8日に行われるとのことで当日見学させていだきました。突然伺ったため緊張しましたが、快く見学を受け入れていただきました。ありがとうございました。お堂でのお念仏は、佐賀の大田大師堂でのお大師講以来です。宿井の別所でも続いていることを知って驚きました。

         旧暦8日にお大師講が行われている別所薬師堂


 見学するだけでは失礼なので、私はご詠歌などが書かれている「おつとめ冊子」を持っていきました。また鳥越お大師講のおつとめ冊子も持っていきました。ところで、今回参加された地元の方は3名でした。私を含めて見学者4名でした。計7名でおつとめ(お念仏)をしました。佐賀のお大師講では鐘をたたきました。別所薬師堂ではかつては叩いたそうですが、今は叩かないそうです。

   地元別所の方々    見学者4名もおつとめ   とても古い在家勤行法則
  

 別所薬師堂の隣りには、三つの祠があります。下写真の左から荒神様,地鎮様,お稲荷様。このうち、荒神様とお稲荷様は江戸時代の記録にありますので、別所薬師堂共に少なくとも200年前からあったことになります。別所は石城山麓にあるため、石城神社と関わりがあるようです。実際、別所は田布施町ですが、お祭り時には塩田の神主さんがお祓いに来るとのことでした。
 江戸時代、田布施村は上関宰判の管轄内にありましたが、宿井村と塩田村は熊毛宰判の管轄内にあった関係だと思われます。

          左から荒神様,地鎮様,お稲荷様の三つの祠


 おつとめが終わると、お接待をみなさんで分けました。私もいただきありがとうございました。その後、近所にお住まいのNさんの家に立ち寄りました。そして、思いがけなくトケイソウとジャスミンの鉢をいただきました。なお、私が小学2年生時担任の故藤田スマ子先生の家が、Nさんの家のすぐ傍にあることを知りました。故藤田先生は私の母親と同僚だった関係でしょうか、当時絵本(確か「家なき子」)をいただいた事を覚えています。とても穏やかで優しい先生でした。故藤田先生は戦後朝鮮から引き揚げてくるなど苦労したそうです。故藤田先生の息子さんに私の同級生のMさんが嫁いでいます。
 9月末に別所薬師で湯立てのお祭りがあります。見学させていただこうと思っています。偶然とは言え別所薬師にご縁ができて、とても嬉しい気持ちになった一日でした。

お接待をみなさんに配る    Nさん宅に伺う    トケイソウ他いただき感謝
  


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