東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

毎年恒例、桃の袋掛け

2024年05月10日 | 樹木,果樹

 毎年の事てすが、桃の袋掛けをしました。樹勢が落ちているため、幹のあちこちが傷んでいます。幹の中に虫がいるようでキツツキが突いた穴があちこち開いています。近いうちに桃の樹は倒れるような気がしています。代わりに桃の苗を植えましたが、まだ実が成るほどには大きくなっていません。
 樹勢が落ちたとは言え花が咲いて小さな実がなっていました。その実に桃用の袋を掛けておきました。6月の初めには美味しい桃を食べることができると思います。

       梯子に登って、高い位置に実った桃の実に袋を掛ける


 私が子供の頃、我家は桃農家でした。袋掛けする時には親戚中の人が袋掛けの応援に来ていました。早朝は桃に掛ける袋を作る事から始めました。袋が出来上がると、桃が植えてある山に登って桃に袋を全員で掛けていました。
 お昼になると全員が一ヵ所に輪になって重箱をつつきながら楽しい昼食タイムでした。その後1時間程度桃の樹の下でお昼寝です。その後、むっくり起き上がって袋掛けを夕方までしていました。懐かしい昭和の思い出です。

 摘果して枝に実を一つ    桃用の袋を掛ける     全ての実に袋掛け   
  


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