東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 古代と中世の痕跡探訪ウォーキング(2/3)

2016年10月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 灸川排水機場を出ると、しばらくは灸川右岸堤防沿いの道を上流に向かって歩きました。灸川は、江戸時代頃からほとんど流れが変わっていません。左右に曲がりくねる川筋に沿って歩きました。ほどなく熊毛南高校を目の前にして歩き、柳井市余田方面へ抜ける道を横切りました。数年前までこの川筋周辺には亀がたくさんいましたが、灸川の浚渫工事のため亀がほとんどいなくなりました。

 灸川をどんどん上流へ   余田に向かう道を横切る   心地良い川の流れる音
  

 余田に入ってすぐ、清水が湧き出る場所に出ました。少し前までは雨水が振り込まないように屋根があったのですが、崩れ落ちていました。この清水は、江戸時代以来つい数十年前まで使われていました。水道が普及した今、不要な施設になってしまったようです。少し寂しい気持ちになりました。次に、トイレ休憩のためコンビニに寄りました。

 使われなくなった清水    トイレ休憩したコンビニ    菅原天神社
  

 コンビニを過ぎると、次に菅原天神社に行きました。この境内には菅原道真が座ったと言われる石があります。菅原道真が太宰府に流された古代、この付近は海岸線でした。田布施には古墳が多数あることから、小国家(古周防国か熊毛王国か)があったはずです。菅原道真が立ち寄ってもおかしくはありません。なお、菅原道真が座ったと言われる石の隣に松尾芭蕉の大きな句碑があります。

                                       菅原天神社本殿前、少しばかり座って休憩


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