東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

猛暑に強い綿、開花最盛期を迎える

2018年08月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 このところの猛暑で、ほとんどの作物は元気がありません。昼間になると葉がしおれてしまいます。夜になって涼しくなると元のように元気になります。毎日がその繰り返しです。ところが、綿だけは真昼でも元気なのです。背もどんどん高くなっています。どこまで高くなるのでしょう。綿がこれほど日照りに強いとは思ってもみませんでした。

        すべての綿が元気に育っている綿畑、どんどん開花


 カラカラに乾いているように見える綿畑、根が深く地中を這っているのでしょう。どの葉もピンと立っています。今、開花期を迎えたようで次々に花が咲いています。花を観察すると、最初大きな白い花が咲き、だんだんピンク色に染まります。そして、花びらが落ちると実ができます。この実が弾けると綿を収穫できるのです。

 最初大きな白い花      だんだんピンク色に   まだ硬い綿の実
  

 今年は洋綿(バルバゼンセ)を多く栽培しました。同じ洋綿のうち、緑綿と茶綿は少しだけ栽培しました。和綿も少しだけ栽培しています。8月下旬から少しずつ綿を収穫し、9月末が収穫最盛期になると思います。洋綿は雨に弱いので、毎日のように収穫する必要があります。収穫した綿の種を取り(綿繰り)、糸紡ぎしようと思います。


       花を次々に咲かせながら、空に向かって伸びる綿





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