東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼに住む昆虫達

2006年07月20日 | 生き物

 午後雨が上がったので田んぼに行ってみました。このところの天候不順で生育は例年より思わしくありません。穂が出るお盆ころまでには十分成長してほしいものです。

    別所小学校の生徒が7月3日に田植えした田んぼ

 ため池の田んぼを見回っていると川側に大きな穴が開いてスースーと水が吸い込まれていました。すぐに穴をふさぎましたが時々見回る必要があります。

    キヌヒカリの生育                 古代米の生育
 

 田んぼを見回っていると、いろいろな小動物(特に昆虫)が生きていることがわかります。ウンカなどの害虫もいますが、その害虫を食べて生きている益虫もいます。畦の草むらをよく見るとクモの子供が群がっているのを発見しました。何百匹もがボールのように丸まっていましたが、私に驚いたのかしだいに散っていきました。

   群がるクモの子供達               散らばるクモの子供達
 

 また、小さなイナゴの幼虫もたくさんいました。ひとつの稲株に一匹程度いるようでした。近づくと稲葉の裏側に回って姿を隠そうとします。一時期目にする機会が少なかった昆虫ですが、無農薬の今はありふれた昆虫です。

           イナゴの幼虫


 田んぼを見終わったあと畑に行きました。すると、カラスに食べられたキュウリがいくつか地面に散らばっていました。二本ほど無事だったのでいただいていきました。トマトも一個いただきました。 全国的な豪雨が続いており、なかなか梅雨明けもしないので農作業できません。梅雨があけたらさっそく草刈りから始めようと思います。

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