東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

初詣、防府天満宮へ

2013年01月02日 | イベント,行事

 去年と一昨年は東京八王子市で、共に大晦日からお元旦にかけて深夜勤務でした。そして、深夜明けに眠い目をこすりながら高幡不動尊に初詣に行きました。しかし、今年の元旦は山口県で寝正月でした。今日、10年ぶり位に防府天満宮に初詣に行ってきました。防府天満宮は、子供の頃によく親に連れられて行きました。石段がとても高い印象が記憶に残っています。

   駅前ロータリー横の巨大リング時計        防府銀座ではお餅つき大会
 

 駅前ロータリー横には、10年位前と同じ位置に巨大なリング状の時計がありました。また、駅から防府銀座までの界隈は、10年位前に初詣したときに解体中の家々がたくさん並んでいました。今回来てみると素敵なビルに建て変わっていました。普段来ても楽しめそうですなビルです。少しずつ街が変わっているようです。

             急に人が増えて人だかりの防府天満宮の鳥居前


 ところで、防府銀座は10年ほど前、山口県方言の一覧をあちこちに展示していたのに無くなっていました。例えば、「まひげ」は「まゆげ」,「頭が走る」は「頭が痛い」,「そうですのんた」は「そうですねえ」,「ぶち」は「すごく」,「うち」は女性の「わたし」,「わし」は男性の「わたし」,「いけん」は「ダメです」などです。防府銀座あたりまでは人が少なかったのですが、天満宮の鳥居付近に来ると急に人が増えました。

       参拝のため石段に並ぶ人々      石段を過ぎ、ようやく天満宮の入り口
 

 防府天満宮の鳥居の屋台付近から数百メートルも参拝する人の列になっていました。30年位前に鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣した時、これよりもさらに大規模な列になっていたことを思い出しました。ここ10年ほど毎年参拝してきた高幡不動尊では、列を警察が規制していました。防府天満宮はそれほど混雑はひどくなく、警察はいませんでした。列を規制するほどのトラブルはないのでしょう。列に並んでいると、寒風にさらされ体が冷えてきます。来年はもう少し日をずらして参拝しようと思います。

           参拝する人、おみくじ,安全祈願品購入で混雑する防府天満宮境内


 混雑する群集の中、自分の交通安全祈願と母親の足腰健康祈願の品を買い求めました。たくさんの人が買いたがっているため、売り子さんにタイミングよく声をかけないとなかなか買えません。そして、梅が枝餅(うめがえもち)と呼ばれるお餅(実際は団子?)も買いました。このお餅は大宰府天満宮が発祥らしく、その昔お付き合いしていた福岡の女性と、初詣か旅行で大宰府に行った時に買ったことがあります。「木の枝に梅花が咲いたように餅をたくさん付けた縁起物が由来。」と話をしてくれました。大宰府天満宮ではこの縁起物のお餅を専門に作るお店が並んでいました。


      交通安全祈願と足腰健康祈願        梅が枝餅を購入、ここも大行列
 

 梅が枝餅を買うめため列に並んでいる頃、曇り空になり冷たい風が吹くようになりました。雨具を持って来なかったため、早々に帰ることにしました。石段を降りていると、参拝する人々の列がまだ続いていました。途中、露天でから揚げを買って食べました。そして、早足に防府駅に向かいました。明日からは、いつものように農作業などを始めようと思います。
 

     露天付近から続く参拝の列             賑やかな露天でから揚げを購入
 

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