1月と2月、田布施農工高校で少年少女発明クラブの電子工作がありました。ハードウェアである電子カーは完成したものの時間が無くて、ソフトウェアであるプログラミングは最後までできませんでした。そこで、自分のパソコンにプログラミング環境を作って、自宅でプログラミングをしてみました。そして、電子カーを動かしてみました。子供向けのプログラミング環境ではありますが、意外に奥が深いことが分かりました。プログラムが完成しなかった子供達が希望すれば教えようかと思います。
パソコン画面に出したプログラミング環境画面と手前の電子カー
このプログラミング体験環境(Microbit)の良いところは、センサーなどのハードウェアがセットされていること事です。また、プログラミング後すぐにデバッグできることです。右にプログラムソースを入れる画面、左にデバッグできる画面があります。プログラムが間違っていると左の画面が動きません。インタプリタなのでしょうか、Basic言語のようにすぐ動かして試すことができるのです。この機能は子供には親切です。一方、電子カーにプログラムをダウンロードする時はわずかに時間がかかります。その時はコンパイルしてマシン語に翻訳しているのだと思います。
右のプログラミング画面 左のデバッグ画面 Microbit基板を動作
私はプログラミングを仕事にしていた事がありました。工作でもそうなのですが、何を作りたいかアイデアを考える事(設計)と、それを実現する事(組み立て)は別の作業です。プログラミングはどちらかと言うと後者です。やはり、何を実現したいのかアイデアを考える事が重要です。発明クラブもそうですが、工作が好きな子供は多いのですが、アイデアを考えることが好きな子供は少ないのが現状です。暗記することに主眼を置いた教育が多いからでしょうか。
プログラミング中の画面 デバッグ中の画面
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