四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

議員が質問するから職員の残業増えたと、馬と鹿を背負った市長が答弁。これひどい答弁ですよね。

2018-06-18 21:51:23 | 日記

●北本市の議会は、毎日毎日いろんなことがあり退屈しない。その大半の発生源は現王園市長の発言です。この間は自分の答弁を反故にしたが、議会が救援ボート出して難を逃れたと思ったら、今日は自分が招集した議会で、議員が質問を通告するから職員の残業が増えると答弁した。聴いていて驚いた。隣の議員が「議事進行出そうか」と言っていたが、そうすべきであった。いつも自分だと又か!と言われるが、こんな醜い答弁、まともな市長ならまずしないでしょうね。

●ことの起こりは、S議員が職員と教員の残業について実態を質問した。資料によれば、職員の残業時間は約3万5千時間、残業代は約7千7百万円でした。市長は残業が増えていることについて「国から業務処理、イベント業務等と、議会のみなさんが質問を通告するので、それに対応する。ほんとに大変なんです。」と答弁したが、これは議会の調査権、執行の監理、政策提言という、住民に選ばれた公職者の職務を否定する「暴言・暴論」です。すなわち、現王園市長は選んだ住民に対する背信行為であることが理解できていないようだ。この住民は市長も選んでいるのですから、選ばれた自分(市長)をも否定していることになることが分かっていないようだから深刻です。。

●若い人にはわからないと思いますが、映画「寅さん」の一場面に、柴又の団子屋とらやの「おいちゃん」(寅さんのおじさん)が、寅のことを「バカだなー…」と嘆くシーンがあるが、とても愛情持った「○○だなー」というレベルを超える、馬と鹿を背負ったおっさんが、世界に向けて発信しているわけだから、「シティセールス」としては最悪でしょうね。何を勘違いしているのか、錯覚しているのか。議員から市長になったから、議員なんて市長に従っていればいい。質問なんか通告するな。職員の残業代が増えると…。この答弁、憲法違反の疑い濃厚です。執行機関の長(市長)と議事機関の議員は、住民が選ぶ。いわゆる二元代表制は憲法で決めています。そして地方自治法で議会の設置が規定され、議決のためには質疑・質問は当然の権利であり、それに応ずる義務が市長にあります。この程度もわからずに、東京都に40年も務めて公務員していたのか。こんなことは、北本市職員なら誰でも理解していますが、東京都の職員は数が多いからいろんなのがいるんだねえ。

●もっとも質問して答弁もらった議員が、次の再質問で、このような議会の職務を無視・冒とくした答弁に、抗議の質問をするかと思ったら、まったく触れずにスルーした。これにも驚いた。これほどの侮辱はないと思います。自分だったら絶対黙っていない。なぜなら、これは自分個人の問題でなく、憲法で規定された議事機関(議会)を否定し、かつ侮辱しているからです。だれかれの議員個人の問題でなく、議会全体の問題です。不信任すべきでしょうね…。たぶん、職員が書いた答弁書を読んだのでなく、自分のアドリブだったと思いますが、これでは職員もたまんないでしょうね。あと3回も定例会あるし、ヤダヤダ…今議会一般質問通告しなくてよかった。よかった。職員に残業させなくて…今日は現王園市長に褒められたのかな(;´д`)なんちゃって。

コメント (1)
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