四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

9月議会閉会。新庁舎定礎石戻せの請願可決。市長どう対応するの?映画でリフレッシュ「真田十勇士」

2016-09-25 11:04:44 | 日記

23日、9月議会が閉会しました。今議会も請願などに話題の多い議会でした。おいおい報告と私の感想を述べていきます。昨日今日と、早朝ウォーキングを再開ました。すっかり朝は秋の気配濃厚です。北海道からは紅葉の便りも届きました。それでも道々には夏の忘れ物用に、朝顔が咲いています。濃い紫色の朝顔です。高貴な香りと優雅な色合いが気に入り、写真を撮ってきました。

 

●議会も終わり、少しリフレッシュと、鴻巣シネマで「真田十勇士」の映画を見てきました。NHKの大河ドラマで、草刈正雄の真田正幸が評判ですが、子供のころは講談漫画本で、時代劇のチャンバラ映画で、幸村以下猿飛佐助、霧隠才三などの十勇士には心が躍る展開でした。昨日の映画は、中村勘九郎主演で猿飛佐助を中心に、大坂冬の陣と夏の陣を中心とした活劇でした。大河ドラマやこれまでの講談本と違い、幸村は戦の戦略や戦術に疎く、佐助と才三に操られた人物像に描かれ、夏の陣の最後の最後に、武士(もののふ)としての覚悟を示し、圧倒的な軍事力を誇る徳川軍に切り込み、「家康危うし!と、あわやという寸前まで迫る」様と嫡男大助としっかり抱き合い撃ち果てるシーンは、父子の情愛が乏しいといわれる昨今、心にジーンときました。自分も、小さな田舎町の政治にかかわるものとして、「しっかりと老・武士(もののふ)のふるまい」を示さなければと、帰路の道すがら考えさせられました。

 

●今議会も最終日に、前回の副市長問題で二転三転させたことに引き続き、市長から一般質問での答弁の取り消しがあり、2時間ほど議会は空転しました。また昨日の埼玉新聞に、「新庁舎の定礎石を元に戻す請願」が可決されたと報じられています。採決の結果は新聞報道通りです。しかし、報道されていませんが、私は「請願事項の1、公費負担せず定礎石を元に戻す。2.監査委員の意見にある『市民に疑念を抱かせた』ことに反省の弁を明らかにせよ」のうち、2.の「反省の意を表せ」の一部採択を提案しました。公費負担せずに公共財を直すことには制度上無理があります。請願者は「建設資金を募金して市に寄付する」と説明されました。それでは、次に名前を入れない人たちが同様に寄付をするようになると混乱に拍車がかかる恐れがあります。私は削った市長が、自分の責任で元に戻すなり、今のままで行くのかを「覚悟」をもって決めればいいと思います。もう、こういうことで、良いの、悪いのと意見を言い合うのは「いいかげんにしてください」というのが本心です。私が提出した一部採択には、ある女性議員が賛成討論しました。「市長の愚かな判断で削ったことが…」と三度ほど言いました。聞いていて、「そこまで言うか…」と苦笑いしましたが、そう思う気持ちは十分理解できます。結果は否決されました。採択も全会一致ではありません。

コメント (1)
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