●工藤日出夫議会レポート第128号を発行しました。定例議会終了後、駅立ちやポスティングで届けています。添付しましたのでご覧ください。
●今朝は、西口北側昇降口前であいさつしました。何んと、3人の方から「埼玉新聞を見たが、定礎から名前を取るのに税金を26万円使ったのか。何をやっているんだ。」とか、「議員は黙っているのか。」とお叱り頂きました。埼玉新聞を結構な人が購読しているのは新しい発見でした。(埼玉新聞さんには失礼ですが)
●そうこうしているうちに、駅に新聞買いに来たという退職職員も私を発見し、「定礎の件だけどこんな小さなことに税金無駄遣い。現さんには、がっかりした。議会でも、議員の質問に答弁ができないと傍聴した人から聞いた。石津に期待したが裏切られ、また今度も裏切られ、応援して損した。そのうち市長への手紙を出してやる」と言って去っていきました。このところ、この件でよく市民から聞かれ、<議員は何やっている>と叱られます。議員(私)が叱られてもね…と思うこともありますが、市民は怒りのやり場に…たまたま私がいることが…。市長しっかりして!あなたも市長になる前に駅立ちし、そこで言われた苦情について、前任者に苦言を言っていたでしょう。同じことさせないで…。
●民主党が「民進党」として新しいスタートとか。毎日新聞朝刊の一面です。自民党一強に対抗する健全な野党として存在感、国民の信頼を取り戻してほしいものです。新聞の世論調査で、期待しない65%と出ていましたが、民主党の失敗はそれほど深刻であるということです。私は最近の安倍自民党は「保守色」が強く、「保守リベラル」的な政党が必要と考えていました。民進党がそういう政党に成長するか、期待を持って、じっくりと見定めたいと考えています。
●今朝の毎日新聞の「論点」<民進党血統と野党再編>で、20年前に民主党の結成に関わった成田憲彦駿河台大学教授は、「政権担当時の徹底総括を」と題し、健全な野党を目指して力を蓄えてほしいとエールを送っています。私は昨年末、中公新書「民主党政権失敗の検証」(日本再建イニシアチィブ:船橋洋一理事長/著)を読みました。実に客観的に分析し、再生に向けて提言もしています。誰かをスケープゴードにしているわけでもなく、事実と思われることを積み重ねている印象です。この政党は、この総括をするわけでもないままに、民進党へと進んでいるように思います。
●自民党が伝統的な保守主義ですが、それを連立の公明党がいることで中道政党のようなイメージを作りながら、実は超保守主義になっています。最近の自民党議員の不用意な発言にそれが表れています。自民党は、民主党と維新の合併を野合と批判するが、実は公明党の連立こそ野合(欲の野合)でしょう。今度の民進党が保守リベラル(保守中道)の市民主権に立った政党として成長してもらいたいものです。それには、野田元総理一派のような真正保守(自民党的政治グループ)を整理するのが必要と思います。私は彼らが大きな顔をしているうちは、この政党の未来は…??です。