●18日の金曜日。長かった3月定例会が閉会し、今日は久しぶりに女房と大宮のデパートへ老いらくのデートをしました。北海道新幹線が開通するのを記念に、青森のアンテナショップが出店しているということから、行ってきました。店内の広場に立派な「ねぶたの顔」が展示されていました。25日間、事務局職員も残業や休日出勤で、大奮闘でした。執行部も本会議に、委員会審査にと、大変お疲れさまでした。今議会は、久しぶりに地方議会らしい議会であったと思っています。また、連日傍聴された市民の皆さんに、お礼を申し上げます。
●議会の最終日は、午前9時から午後5時過ぎまで、途中休憩をはさんで49件の議案を審議しました。3常任委員長報告から始まり、平成27年の補正予算、条例と進み、午前11時ごろから「平成28年度一般会計予算」の審議でした。私は、建設経済常任委員長に「ごみ埋め立て跡地の公有化に伴う、土地開発公社への債務負担行為」について、買取価格2億5705万円の積算根拠、賃貸契約書に基づく債務の履行状況、作毛損失補償料の支払い状況などについて質しました。損失補償料は240万円支払われ、その後20年ぐらいにわたって請求がなかった経緯について、委員会での議論を確認しました。
●また、委員会で付帯決議がされている内容について、付帯決議は(1)債務負担行為は、土地購入に当たり価格については不動産鑑定士の鑑定を参考に、適正な購入に向け調査し再検討。(2)公園整備の野球場防球ネットは、請願者の願意を勘案し、予算の削減に努めること。また、受益者負担の観点から寄付を募る。(3)圏央道掘割上部の公園整備は、周辺に同様の公園があることから、必要最小限の工事とする。となっています。高橋、北原両議員から提出され、可決しています。
●わが会派は、日高議員が賛成討論しました。討論の中で、付帯決議の内容に真摯に向き合い、税金の合理的、公正な使い方に注文を付けました。また、容器包装類の回収について、新施設の計画が進む中で、廃棄物の減量は将来負担の軽減にもつながるので、市民の理解を得るように促しました。さらに、北本高校野球部の練習環境を改善し支援するため、防球ネット整備の前に、まずは使わせる。そのために、バッティングゲージを早急に用意し、打撃や守備・連携の練習の強化をされるよう要望しました。予算は可決しました。あとは市長が、付帯決議にどうのように配慮しつつ執行するか。
●第五次北本市総合振興計画基本構想及び前期基本計画について、委員会で閉会中の継続審査になったことから、中間報告しました。私は委員長ですが、報告に35分かかりました。ここの所「のど」の調子が良くなく、その上、議場内が乾燥していた関係で、水を5回ほど飲みました。私はこれまで2時間ぐらいの講演をしても、全く水を飲むことはありませんでしたが、「歳」でしょうか。この報告には、質疑もなく了承され、その後閉会中の継続審査が議決されました。
●このことから、第四次の総合計画の計画期間が、今年の3月31日で期限になりますので、4月1日以降、市には「総合計画」がない状態になることが明らかになりました。自治基本条例に触れるので、3月11日に委員会は議長をもって、「市長に第四次の総合計画の期間延長を提案するように」要請していただきました。17日市長から提案しないと回答がありました。特別委員会は、市長が提案しないという以上、暫定的措置として、「第四次の総合計画の期間延長」を提案しました。ここからのやり取りは、明日書きます。