四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

わが家の安堵から1年。市長不信任の請願に関心広がる・・・?

2014-02-22 21:01:32 | 日記

●夕方のニュースで、水戸の偕楽園の梅が咲いたと報じていました。いよいよ春の訪れか。そうそう、今日でわが妻が「腸閉塞の手術」し、命拾いしてから1年になりました。去年の今頃、麻酔からさめ、「手術はうまくいった」と女房に言ったのが昨日のようです。おかげで順調に回復し、今は年齢相応に元気で、私の活動を影でサポートしてくれています。ありがとう。お互い健康に気をつけ、もう少しがんばろうと、夕食しながら話しました。

 

●何人もの方から電話やらメールで、市長不信任の請願署名の問い合わせをいただきました。表に出ていないというお叱りをいただきました。今回の請願は、私が委員長している「総務文教常任委員会で審査しますので、審査結果が出るまでは公正・中立を取っています」と答えています。それにしても、反響は大きいようです。住民投票のときも、新駅に対した市長のスタンスに疑問の声はたくさんありました。新駅問題は市民の間では、過去のものにはなっていないようです。根は深く、引きずっていくのか…?

 

●今朝の毎日新聞に、前内閣府事務次官松元崇さんのインタビュー記事が載っています。来年、戦後70年になることから、太平洋戦争が見直されるだろうという中で、著書「持たざる国への道=あの太平洋戦争と大日本帝国の破綻」で、財政面から分析した氏へのインタビューです。41年真珠湾攻撃で始まった戦争。何の担保のない軍事手形。これを日銀は金に換えた。経済合理性を理解しない軍部の満州国経営でジリ貧になった。それを止めようとした高橋是清を暗殺した。米英の金融機構が集中していた上海を攻撃し、敵に回した。

●なぜこうなったか。軍の幼年兵学校の偏った教育だ。相手を言い負かすことが重要という教育を受けていた。前線ではそれでいいが、作戦を立て、指揮命令を行うところではそうは行かない。うまくいかないなら作戦を変え、退去を命じる冷静さが必要だ。太平洋戦争で亡くなった陸軍兵士の6,7割が餓死だったらしい。もともと食料や物資を補給する体制がないのに戦争を始めた。とことん合理的な米軍は、攻略しなくとも良い島は無視して進む飛び石作戦。このため、守備隊は、日米両軍から置き去りにされ、飢えと病気に倒れた。

●克服するには、「経済合理性を大切にすること」、「常識的な議論を行えるようにすること」の教育が必要。ディベートを義務教育で教えるといい。大声で相手を言い負かすのでなく、相手を認め落ち着いて議論する。人はそれぞれ違うということを身に付けさせることだ。それには江戸時代の寺子屋のような、年齢も違う、フリースクールのようないろいろな人から学ぶ教育が重要だと話されています。戦時中にあった軍部のようなリーダーは今もいるし、最近の教育改革の先に、こういう間違った人材が輩出されないといいのだが…

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