四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

市民へ予算説明。育児休業給付に異論続出。新駅白紙で資金が浮いた…??

2014-02-19 21:05:53 | 日記

●10日ぶりの書き込み。この間、オリンピックではメダル獲得のニュースあり、週末は大雪で交通機関ストップ、孤立したまちの救助。北本市では、14日に3月議会への議案配布。水道議会の定例会。議案の調査とめまぐるしい日々でした。思いつくままに…

●市長が商工会での挨拶で「来年度は、びっくりすような予算になる」…ほお…。視察された奈良県生駒市の議員に「新駅が白紙になったので浮いた金があるので新年度予算を楽しみに…」と言われた予算ですが、「出生時から1年間、育児休業者で雇用保険から休業中に給料の50%給付されているものに、北本市が独自50%給付し、全額給料保証する」=働くママの安心育休サポート事業=で、1億6千347万円計上したものでした。対象者が約120人と想定。聴いて「びっくり!」というより「あきれてびっくり」でした。

●今日午後から、新庁舎3階の議会委員会室で、「平成26年度予算市民説明会」を開きました。50名近い市民が参加されました。そのほとんどが、新聞報道で知り、育児休業中の給付事業に一言いいたいとありと参加されましたので、蜂の巣を突っついたような意見が出ました。私は、予算が配布された日に、fbに載せたところ、たくさんの方からコメントいただきました。また、深井保育所廃止反対運動で知り合った「子育てママ」にメールをし、意見を伺いました。総じて否定的です。もらえるものはもらったほうがいいでしょうが…育児休暇取れる人は恵まれている。子育て応援は、このような事業ではない。何より、パートなどで働くママは、育児休業しても雇用保険から手当ては出ない。市長のパフォーマンスで、市民の税金使われたらたまらんというのが大半の意見のようです。さて、北本市議会はこれをどう判断するか…。工藤は…?普通の市民の、普通の常識で判断します。

●新駅も含めた「南部整備基金」は、新年度は500万円です。最も基金を廃止して「育児休業給付」に使おうとしたのうわさもある。どうやら、新駅の未来は、市長の「胸の中」から消えたようだ。消されたのは(反対された、白紙になった)、無謀で、準備不足な「多額な税金つくる新駅計画」であって、その準備はむしろ必要になったはずであろう。新駅に代わる事業が、育児休業中の給付金といっているようですが…。新駅の住民投票も、新駅の72億円の計画も、今度の事業も、市政全体を見渡した戦略性はなく、単なるその場限りの思いつき。税金は市長の個人的なポケットマネーではありません。勘違いしないでもらいたい。どうやら10年以上権力のある地位にいると、世間から浮いた状態になるのかも…。どうやら「浮いた」のは新駅白紙によるカネでなく、世間の常識から「浮いた」だけのようですが。今日市民の皆さんからご意見をいただき、そのように感じました。

●今日、政府が景気動向を判断し、「物価は上昇している。デフレ脱却に向けて進んでいる」ということでした。これはデフレが脱却しているのではなく、単純に「円安によって物価が上がっただけで」、この先、消費税増税と併せて、個人消費が低迷し、景気の後退につながる恐れがあるのではないか。異次元の量的緩和といって、日銀がジャブジャブ金を回しているが、国債の増発ではやがて行き着く先が見えてきます。北本市も、来年度の借金は一般会計で約28億円、特会で約5億円、合計33億円です。公債費(借金返済)が約17億円ですから、差引き16億円増加します。国も地方も、次の世代に付回し。人口減で働く世代が減るのに、借金だけ増やしてどうするのでしょうか…。これにストップかけるのが議会の仕事なのに。今議会も、嫌がれるかな…

コメント
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