ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ただ勝てばいいというものではない。それではアマチュアだ。

2010年12月04日 | Weblog

『グッとくる「はげまし」言葉』齋藤孝著より。

アントニオ猪木の言葉だった。プロレスは理屈抜きに楽しめるところがよかった。最近はほとんどテレビ放映もされないが、かつてはよく観たものだった。また会場にも足を運んだことも何度かあった。

もし「ミスター」という言葉からすぐに長嶋茂雄を連想するなら、「闘魂」という言葉からは、アントニオ猪木を思い浮かべてしまうほどだ。彼の現役時代にはそれほどよく使われた言葉だった。

最近まで格闘技がよく流行っていたが、その走りは、もう30年以上前に行われた、アントニオ猪木対M.アリの異種格闘技戦ではなかったろうか。その後格闘技ブームが次第に起きてきたようだ。

やはり、プロレスでは、観客を喜ばせられなければ価値はないだろう。猪木は相手の得意技を受け止めて、相手の魅力を発揮させる。さらに自らも得意技で勝ちにいくというスタイルだった。

ただ勝ち負けだけではなく、お互いの魅力を引き出しあいながら、真剣に勝負していくのだった。もしこれが一般の仕事でも、どうせやるなら楽しく成果を上げたいと思うのともちょっと似ていそうな気もするが。

ただ単に結果的に営業成績があがったというだけよりも、顧客に対しても十分に満足してもらえたかまで考える余裕が欲しいものだ。さらに自分がどれだけやりがいを持てたかを実感出来れば最高だろうな。