「相鉄瓦版」2010.12月号より。
この号の特集は「主夫業」についてだった。あまりなじみがないが、ちょっと面白そうな記事だった。上記フレーズは「家庭と向き合うことで得たもの」と題して、作家の鈴木光司さんが書いていたことだった。
鈴木さんは人気小説家であると同時に、文壇最強子育てパパを自認しているらしい。結婚して氏が作家修業中の身の時に、長女を授かったという。奥さんは高校教師をしていたので必然的に家事や育児の大半を担うことになったのだ。
妻が出勤する7時半から5時半の間に家事、育児をこなさなければならなかったようだ。しかもその間にも作家としての活動もしていた。
そんな家事の経験を通して、効率的な時間の使い方を身につけることができたらしい。それがまた、仕事にも応用できたと語る。かなりの努力をしたのだろう。
まあ、一般の会社員ではそう上手くいくかどうか。在宅ということもポイントだろう。ある程度自分の都合に合わせて時間を使えればいいのだろうが。