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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

土用の丑の日

2021年07月28日 | 日記
 今日は土用の丑の日、新聞にはスーパーのチラシがどっと入っていて、ウナギ商品のオンパレードである。しかしながら「土用」とは何か?ということはあまり深く考えずに使ってきた。そこで色々と調べてみた結果をまとめると次のようになる。

 土用とは、古代中国で生まれた自然哲学である「五行思想」を元にしている。五行思想とは、万物は、木行・火行・土行・金行・水行の5種類の元素からなるという考え方で、5元素は互いに影響をし、その相互作用によって天地万物が変化し循環する、という考えにつながる。それは後に「陰陽五行説」として発展し、さらには風水や四柱推命につながり現代の生活にも根を張っている。
 1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである 。俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く 、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。


 今年の「夏の土用」の期間は7/19~8/6。そして今日が「丑」の日。なぜウナギを食べるようになったかは諸説ある。
・昔から夏の土用には「う」のつく食べもの、例えば瓜や梅などを食べる習慣があり、うなぎが食べられるようになったという説
・江戸中期の学者、平賀源内の発案に由来するという説。夏場、客足の落ちるうなぎ屋の張り紙に「本日、土用丑の日」と記したら、お客さんが殺到したという。

 各スーパーのチラシを比べながら見ていると商魂たくましい!と思う。
「関西スーパー」のチラシには「のつくものを食べて暑さをのりきろう!」というコーナーがあった。
 他店との違いを打ち出そうとする努力は買いたい。でも少し笑ってしまった。朝のひと時、チラシをもとに遊ばせてもらった。
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