素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

MBSラジオ「コトノハ」

2024年01月31日 | 日記
 先日の新聞の読者投書欄でMBSアナウンサーが「コトノハ=ことば」をテーマにして送っている番組「コトノハ」を知った。毎週月曜日の21:30~22:00までの小さな番組だが興味を惹かれた。最近は「radiko」など聴き逃し配信があるのでありがたい。早速聞いてみた。

 バイクが大好きな亀井希生アナウンサーと山崎香佳アナウンサーによる「バイク大好き ~その2」。残念ながら~その1~は配信が終了していた。バイクの購入を考えている山崎アナに、バイク歴40年の亀井アナが、バイクの種類、各メーカーの特徴、選ぶときのポイントなどについて話していたが、何気なく見ていたバイクだが「なるほど」と思うこともあり面白かった。バイク好きの山﨑アナのお父さんからのアドバイスなどこの番組ならではのトークだったと思った。

 リアルタイムで、作家オー・ヘンリーの短編作品の「水車のある教会」を、ラジオドラマに仕立てたものを聴いた。3人のアナウンサーの熱量が伝わってきた。AIによる音声でのニュースも流れるご時世だが、人間の生の声による表現には味がある。来週は、同じくオー・ヘンリーの作品のラジオドラマで「人生は回転木馬」である。楽しみにしている。

コトノハ| MBSラジオ AM1179 FM90.6

文学作品の朗読はじめ、言葉の成り立ちや意味、使い方などを考える番組です!というと、堅苦しくなりがちですが・・。アナウンサーとして「コトノハ=ことば」にこだわっ...

コトノハ| MBSラジオ AM1179 FM90.6

 
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リュウキンカ 一輪が三輪に

2024年01月31日 | 日記
 2週間前に紹介したリュウキンカは1週間ほどで花が散ってしまった。するとそれを待っていたかのように3つの蕾が開き始め今は三輪の花が目を楽しませてくれている。
  

 今日は、燃えるゴミの日。近頃は2~3日ごとに好天と悪天を繰り返す。ゴミ出しの日は悪天が多かったが今日は風もなく気持ちの良い青空が広がっていた。集積場のカゴにゴミを入れた後ふと上を見上げると梅の花が花を咲かせていた。雨や風の強い曇天だと気持ちの余裕もなく気づかなかった。「季節は進んでいますね」と犬を連れて通りかかった人が声をかけてくれた。ひとしきり世間話をする。花のご縁である。
 
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歯が抜けると「気」も抜ける

2024年01月29日 | 日記
 昨日、ジムで大阪国際女子マラソンの中継をみんなで楽しみ、19年ぶりの日本記録更新のゴールの瞬間をリアルタイムで見て大いに盛り上がった話を書いた。でも「禍福はあざなえる縄の如し」ではないが、レース終了後に高揚した気分で有酸素運動に励んでいたら突然前歯の上の1本が抜け落ちた。奥歯が粘着質なものを食べた時に抜けることはあったが、前歯が何の予兆もなく抜けたのは初めてで高揚していた気持ちが一気にしぼんでしまった。 

 マシーンから降りて抜け落ちた歯を拾い、ティッシュに包みながら「去年の4月以来ご無沙汰していた歯医者さんとしばらく付き合うことになるな」と憂鬱になった。

 開院する9時30分にすぐ電話を入れたら11時30分に来てもらったら待ってもらうかもしれないが、予約治療のすき間に治療してくれるとのこと。前歯なので飲み食いには支障ないが、息が漏れる感じで気が抜けた感じになる。

 取れた歯を持参したので元に戻すのは簡単だったが、案の定「外の歯もチェックするため次回の予約を取ってください」との言葉。前々から2カ所ほど違和感を感じる歯があるので春まで通う予感がする。

 去年長い治療が終わった後に3ヶ月に一度の定期検診を勧められたが、「のど元過ぎれば熱さ忘れる」でほったらかしにしてきた。その報いだと思っている。やはり、歯の調子が悪いと気力も湧かないことを改めて実感した。自転車で行ったが、歯抜けの往路と歯の入った復路では気分が全く違った。次回は、2月1日(木)11時である。
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大阪国際女子マラソンで19年ぶりに日本記録更新!初の18分台!

2024年01月28日 | 日記
 今日は、いつもより早く12時過ぎにジムに行くことができた。着替えてトレーニングルームに入ると備え付けのテレビでは大阪国際女子マラソンが放映されていた。ちょうどスタートしてから5分余り経過していたところだった。2時間30分ほどのメニューをこなすつもりでいたので「いいタイミングでジムに来たな」と思った。ゴールまでの中継をトレーニングの合間合間に見ることができるのでいい気分転換になる。

 9種類のマシーンを使っての筋トレをこなしてテレビの方へ行くと、ちょうど20kmを過ぎたところで、トップグループから一人、前田選手が抜け出したところだった。見ていたHさんに「ちょっと早過ぎるで、まだ半分あるのに大丈夫かな」と話しかけられた。私も同じ思いだったのでうなづいた。Hさんは7,8年前に大阪国際女子マラソンと同時に開催されたハーフマラソンに参加した。フルマラソンの大阪女子は長居競技場から大阪城で折り返し長居に戻るのだが、Hさんたちは同時刻に大阪城をスタートして同じコースを長居競技場まで走る。途中で女子選手たちとすれ違うことになり、走りながら声援を送るという趣向だ。そして長居競技場でゴール後、女子選手たちのゴールを出迎える役割を果たす。一石二鳥を狙った企画だった。ただ、それだけに途中の関門通過基準は厳しく、遅い人はどんどんコースから外された。Hさんは競技場手前の最後の関門を通過できずに完走が出来なかった。「後にも先にも関門にひっかかったのはあれだけ。いまだに悔しい」と画面を見ながら述懐していた。1kmを3分12秒前後のペースはいつまで続くだろう?と心配する声が多くあった。

 こういう走りを見ると自然にランニングマシーンの走りにも力が出る。フルマラソンの正念場30kmを過ぎても失速する様子はなく、いいリズムでピッチを刻んでいた。「ひょっとしたらこのまま行って、日本記録が更新されるのでは?」という期待の空気に変わってきた。しかし、後続のエチオピアの選手は強く31kmを過ぎたあたりで抜かれてしまった。普通は、ズルズルと引き離されていくのだが'、大方の予想をまた裏切って7~9mぐらいの絶妙な差で食い下がっていった。緊張感のあるいいレースになった。

 長居競技場に入ってのトラックは長く感じた。トレーニングをしていた人もみんな集まり刻々と刻む時計をにらみながら「あと~m」と声援を送った。19分を切るかどうかが微妙になってきたラスト100mは、固唾を飲んで見守るというのがピッタリの張りつめた空気になった。
ゴールした時の速報タイム2時間18分58秒の数字を見て自然と拍手が出た。正式タイムは2時間18分59秒だがこの1秒は貴重である。

 それまでの日本記録の上位はベルリンなど記録の出やすい外国でのものだった。起伏のある大阪のコースでの19分切りは価値あるものだと思った。マラソン大好きのIさんの「日本新記録を出しても2位か!」のつぶやきで高揚した空気が冷め、おのおの自分のトレーニングに戻った。

 久々にいい時間が過ごせた。前田穂南さんがパリ・オリンピック代表の最後の一枠に入ることは九分九厘まちがいないだろう。けがをしないことを願うのみ。過度な期待をかけるのをやめ、「アレ」精神でゆったりかまえよう。

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春の選抜高校野球に宇治山田商業が選ばれる

2024年01月27日 | 日記
 春の選抜高校野球の出場校が決まった。その中に宇治山田商業の名があり驚いた。縦に長い三重県は北勢、中勢、南勢の3つの地区に分けられるが、南勢地区はスポーツに関しては弱小で、全国大会出場には縁が薄い。

 東海地区は強豪、伝統校が多い割には選抜枠が3校と激戦区である。そういう中で選抜出場を果たしたことは喜ばしいことだ。私が伊勢高に通っていた頃は、伊勢市内には他に宇治山田高校、宇治山田商業、伊勢工業の3校があった。当時は男女の比率は考慮されていなくて一番バランスが良かったのが宇治山田高校で、伊勢高は男子が80%、女子20%で、8クラス中4クラスが男子クラス、残り4クラスが男女クラスとなっていた。伊勢工業は男子ばっかりだったが、私の時に女子生徒が入学し話題になった。そこに通っている友人から学校の混乱ぶりを聞かされたものだ。宇治山田商業はその反対で圧倒的に女子が多く、1クラスに男子は数名しかいない。ここにも友人が一人通っていたが、みんなで「うらやましいかぎりだ」と冗談交じりに話すと「そんなことはない」と即座に返って来た。聞けば、女子同士がお互いにけん制して独特の空気をつくっているので気安くしゃべれる雰囲気ではない。針のむしろに座っている感じだと嘆いた。「大げさな」とみんなで笑ったが本人は憮然として「来たらわかる」と真顔で怒っていた。

 宇治山田商業の名は、マラソンの野口みずきさんの活躍で知られた。現在も12月上旬に「野口みずき杯中日三重お伊勢さんマラソン」が開催されている。叔母が伊勢に住んでいた時に「走ってみない」とすすめられたが、日程が合わず参加できなかった。

 選抜高校野球の出場校決定のニュースで、故郷のことをふと思い出した。抽選で宇治山田商業が大阪桐蔭と当らないことを祈るばかり。
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