石破劇場には、少し興味があったが開演ベルの鳴る前に「つまらない」とがっかりした。1つは、党人事で麻生さんを最高顧問としたこと。派閥解消というのが今回、自民党改革のポイントだった。その中で唯一派閥を存続させた麻生さんをどうするか?に興味があったが、名誉職とはいえ最高顧問という30年前に無くした(長老支配という印象を目隠しする)ものを復活させた。「はて?」である。「刷新官ではなく刷新だ!」と言っていたがこれでは復刻版だ。麻生さんを無役にするという胆力がないことがわかってしまった。2つ目は、9日解散、10月27日総選挙を唐突に発表したこと。党内にどんな事業があるのか知らないけれど「君子は豹変する」の類ではないことは確か。策士じゃないことが本当にわかった。
とにかく幕が上がる前にすぐに幕が下ります。と言われたら開演ベルの鳴るのを待つワクワク感は消えるのは当然だ。民主党が分裂していったのと同様に自民党も分裂して多党乱立の混沌とした状況になる恐れもある。気の重い9月の終わりとなってしまった。
とにかく幕が上がる前にすぐに幕が下ります。と言われたら開演ベルの鳴るのを待つワクワク感は消えるのは当然だ。民主党が分裂していったのと同様に自民党も分裂して多党乱立の混沌とした状況になる恐れもある。気の重い9月の終わりとなってしまった。