素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

開演ベルのなる前に・・・

2024年09月30日 | 日記
 石破劇場には、少し興味があったが開演ベルの鳴る前に「つまらない」とがっかりした。1つは、党人事で麻生さんを最高顧問としたこと。派閥解消というのが今回、自民党改革のポイントだった。その中で唯一派閥を存続させた麻生さんをどうするか?に興味があったが、名誉職とはいえ最高顧問という30年前に無くした(長老支配という印象を目隠しする)ものを復活させた。「はて?」である。「刷新官ではなく刷新だ!」と言っていたがこれでは復刻版だ。麻生さんを無役にするという胆力がないことがわかってしまった。2つ目は、9日解散、10月27日総選挙を唐突に発表したこと。党内にどんな事業があるのか知らないけれど「君子は豹変する」の類ではないことは確か。策士じゃないことが本当にわかった。

 とにかく幕が上がる前にすぐに幕が下ります。と言われたら開演ベルの鳴るのを待つワクワク感は消えるのは当然だ。民主党が分裂していったのと同様に自民党も分裂して多党乱立の混沌とした状況になる恐れもある。気の重い9月の終わりとなってしまった。

 
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ゴーヤの緑のカーテン片付ける

2024年09月28日 | 日記
 平年より高い気温が続いているが、35℃を越える気温の中で長く暮らして来た身にとっては涼しく感じるから不思議なものだ。近隣の人たちも家の周りの整理をしたり、庭木の伐採など姿をよく見かけるようになった。

 今日は、曇り空だったのでゴーヤの緑のカーテンを片付けることにした。最初心配したが結果的にはよく実がつき満足している。プランターの中のびっしりと細かい根が張っているのを見るとそのたくましさに感心する。

 ついでにアサガオ、フウセンカズラのネットもと思ったが、アサガオはまだ4~6個の花を咲かせてくれているのでもう少し待つことにした。フウセンカズラも種の入った袋を揺らせているのでアサガオの片づけまではそのままにしておこう。
   車庫の横の緑のカーテンがなくなると夏が終わったという気分になる。
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ハイビスカス・トリオナム(朝露草)

2024年09月27日 | 日記
 ハイビスカス・トリオヌム(学名)が可憐な花を咲かせている。原産地は地中海の東部沿岸地方。日本へは江戸時代に観賞用として渡来。日本各地に野生化している。7~9月ごろまで、クリーム色または淡い黄色の花を咲かせる。中心部は暗い紫色。
 

 ギンセンカ(銀銭花)、チョウロソウ(朝露草)という別名がある。横文字がなかなか頭に入らない私には学名より、朝に開いた花が昼ごろには閉じてしまうということからつけられたチョウロソウ(朝露草)がいい。

 自民党総裁選は、高市さんと石破さんとの決選投票になり僅差で石破さんの逆転勝ち。高市さんの1位通過は意外だったが落ち着くところへおさまったという感じがする。5度目の挑戦で総裁になった石破さん。どんな人事をするのか楽しみにしている。

 苦節38年、やっと花が開いたが、チョウロソウか?サルスベリか?は見ものである。野田さんとの67臍対決も見物である。

 
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『誰も言わない日本の「実力」』(藻谷浩介・毎日新聞出版)

2024年09月26日 | 日記
 毎週日曜日に毎日新聞に掲載されるコラム「時代の風」は私の楽しみの1つである。その執筆者の一人である藻谷浩介さんが2016年5月8日の初回から2024年6月2日掲載の第66回までをまとめて『誰も言わない日本の「実力」』を出版された。

 1~2ヶ月に1度なのでうっかり読み落としたり8年という長い期間だけに忘れているものもあるので有難い企画だ。さっそく買い求めた。
 2016年当時は第二次安倍政権のもと「アベノミクス」というフレーズが輝きを放ち「異次元金融緩和」黒田日銀総裁が自信満々に語られていた。その翌年から「もり・かけ・桜」問題と言われた疑惑が次々浮上し、さらにコロナ禍への対処の不手際などで勢いを失っていくとういう中で、藻谷さんのコラムは私にとっては羅針盤のようであった。

 折しも、立憲民主党は新代表に野田さんを選び新執行部のもと総選挙に向けた動きがスタートした。自民党総裁は明日決まる。各報道を見る限り石破、小泉、高市の3人に絞られてきたが、最後に残るのは誰かについては予測不能。兵庫県知事問題は、今日斎藤知事が記者会見をして「議会は解散せず、失職して出直し選挙で民意を問う」となった。

 日本のみならず、アメリカの大統領選をはじめ世界も揺れている。本書は、67回分の原稿をザクっと【経済・政治・国際関係・社会・思考法】の5つの章に再編されている。これからを考えていくために、もう一度忘れてしまいがちだが忘れてはいけない近い過去を読んでいこうと思う。
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反転攻勢の9月、残り5日でM3

2024年09月25日 | 日記
 M3といっても、大詰めを迎えているプロ野球のセリーグでもMLBナ・リーグ西地区の巨人やドジャースのことではない。「余録」の書き写しという私の自己満足の世界の話である。

 今年は「余録」の書き写しが一日のリズムの中にうまく組み込めたこともあり7月まではパーフェクトに書き写してきた。しかし、8月に入ると予期せぬ用事や猛暑でペースが乱れ書き残しの日が増えた。借金と同じで日々暮らしながら返済するのは結構むずかしい。盆明けからは切り抜いてノートに貼ることは続けたが書き写しは全くしなくなった。バッテリー0%という感じで8月の終わりを迎えた。

 結局、8月で書き写したのは8日分で、休刊日が1日あるので残り22日は、空白か途中までというみじめなことになった。9月の新しいノートを用意しながら無性に自分に対して腹が立ってきた。「9月にダブル書きをすれば、まだ8月は取り返せるではないか」と言う声が「書いても書かなくても誰に迷惑かけるわけでもなく、無理はよそうよ」と言う声をかき消した。

 基本、私はナマケモノである。ナマケ心に勝ったり負けたりを繰り返して生きて来た。9月はナマケ心に勝ちたいと心底思った。「なぜ?」と問われてもわからない。人間の心の動きは不思議である。

 何とか今日まで攻めの気持ちは維持できてきた。ここまでの9月分はすべて書き写し、8月分は3日分を残すところまでこぎつけた。
 今週に入って猛暑と熱帯夜から解放されたことが嬉しい。最高気温が30℃~33℃と平年よりは高いが、それでも涼しく感じる。9月をスッキリ終わるためにもうひと踏ん張りである。
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