月曜深夜の楽しみ

　月曜深夜の大阪テレビで楽しんでいた「生きるとか　死ぬとか　父親とか」は終わってしまったが、途中から手前の時間帯で始まった「シェフは名探偵」も劣らず見ごたえのあるドラマdあ。シンプルな作りだが、場面、セリフのひとつ一つが計算されていてながらでは見ることはできない。また、さりげなく現代社会の課題も上手く料理されている。クライマックスに近づいているが次の展開が楽しみである。

　そして、「孤独のグルメ　Season 9」が始まった。2012年1月にテレビドラマ化されてから、予想外の好評で、Season8まで続いてきた。大晦日には紅白の裏番組として生放送するなど看板番組の一つになってきた。「シェフは名探偵」以上にシンプルな作りだが、よく練られていると思う。私が見るようになったのは3～4年前だが、再放送が何度もあるのでほぼ全作を見た。Seasonごとの演出の違いも楽しむことができた。今回はコロナ禍の中での食べ歩き、飲食店に対する理不尽な締め付けに対するアンチテーゼともなる気がする。五郎さんは下戸だから飲酒に関してはスルーとなるかな。

　第1回はとんかつ店。コロナ禍の世相も随所に見ることができた。
　

　再放送を見て、こんな時もあったなあと思い出話をする日が早く来てほしいものだ。東京都と大阪府の感染者数の増加を見ていると第5波の到来の公算大。今回は揚げ物3つ。ペロリと平らげ、胃もたれ無し。井之頭五郎こと松重豊さん健在。心の声にはいつもクスリとさせられる。
　深夜に割と良質なドラマがある。