素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

4月の最後は上天気

2021年04月30日 | 日記
 朝起きて、空が晴れていると心も軽い。午前中は鉢移動が中心になった。花がほぼ終わった君子蘭の鉢とこれから主役になるアジサイの鉢の入れ替えである。5鉢ほどだがどちらも重いので結構な運動になる。玄関前の方と側面の間には段差が2つ。さらに側面は小さな鉢が沢山置かれているので幅15cm前後の通り道しかない。何も持っていなくてもバランスを取りながら歩くのは骨が折れる。まして重い鉢を持ってとなると緊張の連続である。平均台の上を歩く感覚である。小1時間かかった。
 1日のエネルギーを使ってしまった感じで、ジムに行く気力も失せてしまった。ただランニングの202km以上という4月の目標値は「アンカリング」の役割をしている。28日7km、29日6kmと来たので今日は3kmで202kmとなる。それ以上は望まない。久保池コースで3kmだけ走ることにした。足も疲れ気力も無い状態だと3kmはとてつもなく長く感じた。数字にとらわれてヨタヨタ走っている自分を笑う自分がいた。「ランニングで数字にこだわるのは今年で終わりにしよう!」と決めた。あと8か月とことんこだわって過ごせば自然と数字から離れることができるだろう。
 体重がそうだった。退職した時89kgでこのままでは力士の仲間入りしてしまうぞと減量を始めた。当初は就寝前と起床時の体重を記録し続けた。一喜一憂したものだ。2年ぐらい続けると起床時だけで十分となった。数字に一喜一憂しなくなり、1ヶ月単位で考えるようになり、だんだん思考のスパンが長くなった。そして2年前に家で体重を測ることはやめた。ジムでは測らないといけないのでざっとしたことはわかる。だいたい75kg前後で推移している。182cmで75kgだとBMIは22.6。この値をほぼ3年間維持できているので今の生活スタイル、食生活で良いと自分では思っている。
 自由になるには一度はとことん数字に縛られることも必要かもしれないとも思っている。5月の「アンカー」は187kmである。
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ステイホームウィークにとっては恵みの雨?

2021年04月29日 | 日記
 緊急事態宣言発令後も、人流は思っていたより減っていないと報じられている。そのことを考えるとゴールデンウイーク初日の雨は恵みの雨と言えるだろう。琵琶湖湖畔の駐車場を閉鎖する処置を取っても好天であれば多くの他府県の車が来ることは目に見えていた。他の公園でも同じだろう。天はまだ味方だ。1日も5日にも雨マークが出てきて不安定な空模様が続くようだ。
 ジムのロッカールームでは、「吉村さんが雨乞いをしてるのでは?」という話で盛り上がっていた。なんだかんだと言っても最後は神頼みしかないのかとぼやく人もいた。先日、ニュースで道修町にある少彦名神社の様子を見てつくづく思ったそうだ。
 東京が1000人を超え大阪に近づいてきた。その大阪も1000人を安定して下回る状況ではない。さらに1日の死亡者が44人と今までにない数字となった。医療体制の崩壊が伝えられているが、それが数字となって表れてきた。
 この状況下で五輪の準備はできるのか?という素朴な疑問が増すばかりである。
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4月もあと3日

2021年04月28日 | 日記
 月末になるとランニングの決算が始まる。去年の4月は201kmだったので202km以上が目標。昨日時点で、186km、去年の私は2km先にいる。最初の3日間0kmだったのがハンディとなり、追いつき追い越すことがなかなかできない。今日、明日、明後日で16km以上なのでうまく配分すれば何とかなる。
 今日は朝から雨。昨日の夕方の予報では15時過ぎからとなっていたので午前中に外を走る予定にしていたが無理になった。こういう時ジムが休館していないのがありがたい。明日も終日雨のようなので昨年のように緊急事態宣言で休館になっていたら万事休すとなる。1日で16kmは不可能な数字である。
 4月1日の「余禄」で、商品価格の総額表示の義務化にちなんで《アンカリング》効果ということについて書いていた。要は、人間は最初に頭に入り込んだ数字に引きずられてものを考えてしまう傾向にあるということだ。アンカーというのは船の碇で、最初に出た数字が思考の範囲を限定するアンカーの役割をするという。
 それを読んで真っ先に頭に浮かんだのは日銀総裁の黒田さんの物価上昇率2%のこと。就任以来8年間、呪文のように繰り返して来た数字である。経済学には疎い私にとってどういう意味合いがあるのかよくわからないが、先日もニュースで流れていた。黒田総裁が任期満了を迎える2023年4月になっても物価目標の「2%」を達成できないという見通しを発表した。日本銀行は2%の物価目標の達成を目指し、2013年から大規模な金融緩和を始め、黒田総裁は当初「2年程度」で達成する考えを示していた。日銀が初めて発表した2023年度の生鮮食品を除く消費者物価指数の見通しはプラス0.7%から1.0%で、大規模緩和から10年経っても2%の目標実現は難しい。ということだ。黒田さんにとって2%という数字はアンカーだったんだ。というこtだけは確かだ。
 同様に、私のランニングに関しても《アンカリング》効果がある。と思った。去年より毎月プラス1kmとか、1日7kmなどという数字がアンカーの役割をしているのではないかと。大切なのは体であって数字ではない。ということを忘れそうになっていたことに( ゚д゚)ハッ!とさせられた。それで3日間0kmということになったのだ。しかし、この《アンカリング》効果は強力で、その後はやはり私のランニングの目安であり続けた。数字との付き合い方を学んだ4月だったように思う。
 「数字は大切!でも振り回されてはだめ!!」を肝に銘じておく必要がある。

 
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二刀流全開!

2021年04月27日 | 日記
 今年の大谷は実に楽しそうに野球をやっている。スポーツニュースで、久々の投手として先発した姿を見た。1回にいきなり4失点したもののすぐに自らのバットで同点に持ち込む口火を切った場面、「漫画の世界やな!」と笑ってしまった。その後は要所を抑え初勝利を得た。その姿を見ていると分業化が進む現代の流れの中でそれに逆らうように遡上していくさまにエールを送りたくなる。昭和の時代は、「エースで4番」というのはよく見かけたが、選手寿命のことや取り巻く環境の変化で分業化が進んだ。アメリカンフットボールに象徴されるように分業化の発想はアメリカから生まれてきているように思う。この流れは止まることはないと思うが、その中でたまに大谷のような人が現れることを楽しみにしていこう。
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ワクチン接種の予約受付開始

2021年04月26日 | 日記
 予想通り、電話もネットも9時ジャストにアクセスしたが繋がらなかった。ジムで他の人にも尋ねたが全員同じだった。「急がずされど感染しないように待つことにしよう!」ということになった。
 今回の非常事態宣言ではジムは休館とはならなかった。他の公共施設が閉じる中、気分転換の場所があるというのはありがたい。終了時間の短縮、湯舟、ジャグジー、サウナ、プール観覧席の使用禁止とスタジオプログラムの休止は致し方ない。
 日本の動きのみならず世界を見てもまだまだ収束は見通せない。
 
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