素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

昨日はプリンター騒動・今日は自転車のパンク

2012年12月31日 | 日記
 昨日は夕方から深夜にかけて思わぬプリンター騒動で久しぶりに全力投球をした。今日は今日で買い物に出かけた途中で後輪の空気が抜けたガタガタという感触が伝わってきた。ヤバイなとチェックしてみると大きな押しピンがささりパンク。200mほど先に自転車屋さんがあったと押して行ったがすでに年末年始の休みであった。仕方がないので家まで押してかえり自動車に載せてビバホームの店まで運ぶ。混んでいて1時間ほど待ってほしいというので家に車を置きに帰り、歩いてもう一度店まで取りに行った。最近、運動不足気味だったが一気に解消した。

 昨日、今日とハプニングが二度続いた。「二度あることは三度ある」と言われているが私自身は個人的経験から「二度あれば三度目はない」と思っている。

 小5で右手を骨折して中2で右大腿部を剥離骨折しおなじみの整形の医者から今度は首の骨やで気をつけろと言われた。高校の体育でラグビーがあった。大柄だったのでスクラムの最前列となる。前と後からの圧力を受けこれは首がやばいぞと真剣に思った。素人同士の試合、すぐにノッコンとなりスクラムばかり組んでいた。タックルの失敗から脳震盪を起こす事故がありラグビーは中止になった。正直ホッとした。骨折は2度止まり。

 小2の時急性腎炎で1ヶ月入院、小5でレントゲン検診で肺に陰があると精密検査のため半年以上運動停止。出た結論が良くも悪くもならない石灰化しているというわけのわからないもの。腎臓、肺臓ときたので次は心臓麻痺やなと冗談を言われた。笑ってはいたが心中は穏やかではなかった。幸い腎臓、肺臓以外の臓器は患うことなく役目を果たしてきてくれた。

 明日からは2013年となる。ハプニングの流れも切れるだろうと勝手に決めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の雨、淡々と過ぎる一日のはずが

2012年12月30日 | 日記
 昨日とは打って変わり朝から雨。今年は夜に降って朝上がるというような半日雨のパターンが多かったように思える。その分雨で家に閉じ込められたという記憶があまりない。今日の雨はまさに冬の雨。朝なのか夕方なのかわからない明るさで降り止む気配がまったくない。家の中のちまちました片付けをしたりする日だと腹をきめた。

 夕方、娘が立ち寄るまでは思ったとおり起伏のない静かな時を過ごしていた。結婚と新居を構えた報告を兼ねた年賀状を安くあげるために私が四苦八苦してつくったことは以前ふれた。できるだけ早くつくれば余裕を持って年内25日までに出すことができるだろうと実家や自分たちのものよりも最優先して作成してあげたのに、親の心子知らず。直近になってバタバタと書いているみたいだ。要は20枚ほど不足したので、予備も入れて30枚印刷をしてほしいということを頼みにきた。

 ファイルしてあるので開きさえすればすぐできると「ハイハイ」と気安く返事して印刷にかかってビックリ。呪いの写真みたいな真っ青なにじんだものがプリントされてきた。ノズルチェックをすると案の定一色以外の色はかすれてほとんど見えない。いそいでクリーニングしてみるがいっこうに改善されない。あげくに新しいのと取替えたにもかかわらずインク切れの表示が出る始末。

 長く使っているプリンターなので磨耗してきている兆候が時々あり、この年賀状を乗り切ったら来年には新しいものを購入しようと考えていた。トンネルの崩落と同じである。アクシデントは突然訪れた。最初の「ハイハイ」から「時間がかかるかもしれないがやってみるわ。ダメかもしれない」とトーンはいっきに急降下。娘は「どうしよう、どうしよう」を連発。明日でも明後日でもいいので何とか、最悪の時はメールで出せない人にはあやまるから。と言われるとがんばるしかない。かくして平穏な時間は18時をもって終了。40分ほどあれこれしてみたがダメ。ジョーシンに車を飛ばし新しいプリンターを購入する。セットをして機能を理解して使えるようになるまでには“基本のない”私にとっては大変な努力が要る。

 テスト前の一夜漬けよろしく、風呂もカットして集中した。いろいろなハードルにひっかかりながらも何とか明日にもちこさずにハガキをつくることができてほっとしている。目がさえてしまい眠れるのかと心配である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走の大阪駅周辺へ

2012年12月29日 | 日記
 大阪市の叔母さんの家に所用があり出かけた。ペットショップを営んでいるので年末から年始あにかけてペットの預かりが満杯になるとのこと。店のほうは息子さんがしきっているので叔母さんは時間的にゆとりがある。新しくなった大阪駅をまだ知らないというので昼食をとりがてら大阪駅のあたりをブラブラしてみようということになった。

 天気のほうも昨日とは打って変わってお出かけ日和である。新深江から千日前線で難波へ出て御堂筋線に乗り換え梅田に昼前に着いた。そこから西梅田のほうへ地下街を歩いた。うっかりすると見失ってしまうぐらい賑わっていた。ブリーゼブリーゼにある『接方来』で食事をした後、32Fにある展望室からの景色を楽しんだ。高層ビルが建ち並び丸ビルがビルの谷間に埋もれている様に、「大阪駅のあたりもかわったね」と驚いていた。

 天空の農場を是非見てみたいというので大阪駅に戻りエスカレーターを乗り継ぎ“時空の広場”“風の広場”へと進んで行った。“風の広場”から“天空の農場”まではかなりの数の階段を上るしかない。膝に痛みを持っている叔母である。無理かもしれないと思いたずねたら「もうこれるかどうかわからないし、話の種に是非見て置きたいからがんばってみる」との返答。うっすら額に汗をかきながら上りきった。こんなところでも野菜が育つのかと興味深げに見ていた。
   

“時空の広場”まで戻ってくるとイルミネーションが点滅して歌声が聞こえてきた。近づいてみると17時30分から催される♪Twilight Fantasy~イルミネーションと音楽の共演~♪のリハーサルをしていた。
  2時間ほどあったが、買い物や喫茶で時間をつぶして見て帰ろうとなった。風も強くなく、冷え込みも厳しくなかったので幸いであった。夕映えの大阪駅でゆったりとした時間を過ごした。
     柏原の第九を歌う会の人たちと大阪教育大の第九を歌う会の合同で、ふるさと、いい日旅立ち、白い恋人たち、おおシャンゼリゼなどのなつかしい曲のあとヘンデルのメサイアとベートーベンの第九・第4楽章とで締めくくった。なかなか良い企画であった。

 「今日はしっかり歩いた。お金もあまり使わずにいろいろ楽しめた。友だちにも話ができるわ。いい年末を送れたわ」は叔母の弁。道案内人の私も喜んでもらえてよかった、よかったである。それにつけても人の多さよであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これで正月が迎えられる

2012年12月28日 | 日記
1年間かかってきたしめ縄を取り替える。
玄関の次は神棚。神宮別宮伊雑宮のお膝元の地区である。おろそかにはできない。小しめ縄の取り替えとすす払いを済ませておく。供物は大晦日に帰る弟にまかせる。

最後に床の間の掛軸を取り替える。季節、季節に取り替えることが父のこだわり。新年のために選んだのが百鶴の図。一連の準備が終わった時「ああこれで正月が迎えられる」と父が呟いた。
これで年末の実家での私の仕事は終わり。午後から降りだした雨の中大阪に戻った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢へ

2012年12月27日 | 日記
朝から室内の掃除を精力的に行った。父が伊勢にある額縁センターとふぐやと酒徳昆布店に連れて行ってほしいと言ったからである。
額縁センターで表彰額を購入してから、昼食は居酒屋ふぐやのふぐ鍋にした。

20年ぐらい前から年に2~3回は来ていた店だという。一緒に通っていた仲間も亡くなってしまい、自分も思うように歩くことができなくなったが店の味が忘れることができないとのこと。
久しぶりのふぐ鍋と締めの雑炊に満足したとご満悦。食べる楽しみは元気の素かもしれない。

ふぐやからの帰りに立ち寄ったのが酒徳昆布店。以前からここのおぼろ昆布が大好物で、おかげ横丁に行った時はいつも買ってくるように頼まれていた。
今年創業100年を迎え、その記念として北海道南部産の天然の最高級素材を使用した「百年昆布」の千個限定販売を11月中旬から行っていた。新聞で知った父は是非買い求めたいと思っていたそうだ。電話で確認すると本店にはまだあるというので立ち寄ることになった。

商品には「創業時の原点を見つめ直す」との決意が込められている。袋にも伊勢神宮や二見浦の夫婦岩が描かれた創業当時のラベルを復刻して張り付けている。
家に帰り、みんなに試食させての父のドヤ顔は久し振りに見た。
今回はさまざまな父のこだわりとおつきあいする帰省となった。
明日は、掛軸やしめ縄の掛け替えと神棚の掃除を午前中に終えて午後帰る予定。天気は下り坂。グッドタイミングの帰省であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする