素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「100円グッズで水耕菜園」発芽する!

2012年09月30日 | 日記
 ブロッコリーのタネ置きをしてから5日、タネの上にかけてあったトイレットペーパーをつきやっぶってほとんどのタネが発芽した。
 次の段階に移っていかなければならないのだが、まだ栽培クッションをつくるための材料がそろっていない。思ったより早く発芽してきたので急がないといけない。相変わらずの泥縄である。

 台風は大阪北部にとっては強い影響を受けないコースをとったのでこんなもんだろうという雨と風で済んだ。17時30分に志摩半島通過というテロップが流れたので実家と連絡をとる。「テレビがワーワー騒ぐ時はたいしたことないんよ」というのが母の返答。何よりであった。脊柱管狭窄のためやや元気のなかった父であったがNHK生涯学習美術展で審査員奨励賞受賞の通知が昨日届いたという。これまでの入選を三つ飛び越え優秀賞の次に当る賞なので驚きと喜びで一杯となり、11月30日~12月2日に東京である展覧会に是非行きたいと気持ちが前向きになってきたとのこと。目的があれば単調なトレーニングにも頑張れるだろう。

 今日の海原純子さんの“新・心のサプリ”は「スキルかマインドか」というタイトル。将来、カウンセラーのような人をケアする仕事をしたいという学生から「何を勉強しておくと役に立ちますか」という質問をされた時、スキルとしての必須を教えるか、マインドとして必要なことを伝えるか、一瞬考えてしまうと言う。

 カウンセラーのみならず人とかかわる仕事に不可欠な共通点として《マインドの問題で相手といかにコミュニケーションをとるか、とれるか》ということがある。そして、これはスキルを教えるよりはるかに難しい。スキルはマニュアル化しやすいが、マインドの問題は、その人個人個人によりコミュニケーションの弱点があり一律に教えにくいからだ。と指摘する。

 これは当っていると思う。最近、コンビニを始めてとして接客業においては対応のマニュアル化はすすんでおり、そつなく言葉はかけられるが、それでも個々によって好感度は微妙に異なる。そこがマインドの部分であろう。いじめ問題でも対応マニュアルが新たに改訂され、その講習会があったとニュースで報じられていた。出席した生活指導担当の教師がフローチャートになっていてとてもわかりやすいという感想を述べていたが思わず「そうじゃないんだよな。もっとむずかしいんだよな。簡単に手順どおりに進めようとしたらいけないんだよな」とつぶやいてしまった。

 海原さんは、マインドの問題を「その人の資質、向き不向き」としてしまいがちだが、それは淋しい気がする。自分のコミュニケーションの弱点を見つけ、気づき、改善していくことでかわってくることも多い。という。

 さきほどのいじめへの対応マニュアルであるが、そこにマインドの部分を入れるとしたら日常の教師間のコミュニケーションの風通しをよくする努力をお互いにしていくということではないかと思う。

 海原さんは最近多くの学生に共通してみられるコミュニケーションの弱点を発見したという。それはデッドラインを守らない、都合の悪いことや言いにくいことを報告しない、相手の状況を想像しないの3点である。

 このことは最近の学生に限らないのではないかと思った。私が経験してきたさまざまな職場においてもこの3点を克服している時は教育活動も活き活きしていたし、ここに問題を抱えていたら教育活動も停滞していたように思う。

 約束、期限を守る、相手の状況を想像するはコミュニケーションの基本であるからだ。「相手の人間性を尊重する」という言葉にすれば一言で終わるものを体現できるよう努力し続けることが必要不可欠なことだと思う。
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台風接近、孫の運動会無事終わる

2012年09月29日 | 日記
 台風17号が沖縄・奄美諸島から北東に進路を取り近畿地方に上陸または接近する可能性が大である。今日の夕方から明日にかけてが大荒れの天気となりそうである。この土日に運動会を予定している幼稚園、学校はかなりの数あるだろう。一日違いで明暗がくっきり分かれた。

 孫の通学している島本第二小学校は今日であった。強い日差しもなく薄日の中無事終えることができた。ラッキーであった。

     去年に比べてずい分体が大きくなったと感じた。出番は午前中に2回、午後に1回である。1時間近く待って、見るのは10分足らずと大きな病院に診察に行った時のような心境になる。それでも年に1回ぐらいこういう雰囲気の中に身を置くのもいいものだ。

 校内で見つけた植物3つ。フジバカマ・へちま・銀杏。
   最後の出番、大玉ころがしリレーを見終えてからすぐに帰宅した。空模様が少々怪しくなってきたからだ。スムーズに走って1時間余りはかかる。家の手前でポツリポツリと雨が降ってきた。いいタイミングで洗濯物を取り入れることができた。ちょうど閉会式の予定時刻だったので運動会のほうも最後まで慌てることなくできただろうと運の良さに感謝。

 朝、とても慌ただしかったので新聞を読む間がなかった。一段落してからゆっくりと読む。時事風刺の1コマ漫画も大好きなのだが、今日のは場外ホームラン級の傑作であった。

 

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水耕菜園にチャレンジ!

2012年09月28日 | 日記
 我が家には新たに私が野菜をつくるためのスペースはない。かといって農園を借りてまではやろうと思わない。種から育ててみたい気持ちはあるが物理的に無理ならば仕方がないと思ってきた。ところが最近「これなら可能かも、しかも自分の好みと一致する」という本を見つけた。

 伊藤龍三さんの書かれた「100円グッズで水耕農園」である。

 ブロッコリーの種があったのでチャレンジすることにした。

 《スポンジにタネを置いて発芽を待つ》の巻

   ①スポンジをおよそ2.5cmのサイコロ状にカットして水を張ったトレイに入れる。
   ②スポンジの上に2粒ずつピンセットでそっと置いていく
   ③置き終わったタネにスポイドで水をたらして水分を確保
   ④発芽するまでタネが乾燥しないようにシングルのトイレットペーパーをそっとのせる
   ⑤トレイ内にスポンジの高さの半分ぐらいまで水を入れて、強い光が当らないところに置く

まずは、ここまで。発芽を待つ。

 

さて、この後どうなることやら。楽しみでもある。
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久しぶりに国見山から交野山へと歩く

2012年09月27日 | 日記
 九州のツアーで知り合ったIさんとその仲間の方達を5月に星田神社、妙見宮から星田園地へと案内した。その時、秋にもう一度交野の自然の中を歩いてみたいので案内言われていた。先日Iさんから電話があり11月上旬にということになった。

 仲間の方達への連絡もあるので早目にコースなどを決めなければならない。10月はけっこう予定が詰まってきていて気ぜわしいので今日の昼から地図上で考えたコースを実際に歩いてみることにした。一応地図にはいろいろなデーターは書き込んであるがあくまでも自分一人で歩くということが前提になっているのでいろいろなタイプの人を案内するというイメージを持ちながら現場を踏んでおかないといけないと思った。

 大阪の各地から参加してくるのでスタートとゴールはJR津田駅にした。

 12:15に津田駅を出発して国見山の登り口に向かう。以前行った時は第二京阪が工事中だったので枚方サイエンスヒルズの中を抜けたが、道路の完成後はもう少し手前にも登り口ができていることを自転車で松井山手や京都まで走っている時に見ていたので津田駅からの行き方を確認しておきたかった。およそ15分で登り口に着いた。以前よりずい分近くなった。
  そこからはサイエンスヒルズの縁に沿ってゆるやかな上りとなる。日射しが樹木でさえぎられ歩きやすい道である。夫婦岩の手前で下りて来る人とあいさつを交わした瞬間に驚いた。以前同じ職場で働いていたMさんだった。野鳥の会の活動をずっとされていて、今日も観察の帰りだということであった。こんな所で会えるなんてと少し立ち話をした。
 道から夫婦岩を見上げる。斜面を上がれば近づくこともできるが先のことを考えると体力の温存を選んだ。
13:05に国見山(286.5m)に到着。
   
13:10に出発して白旗池に向かう。大部分が尾根道なので高低差も少なく歩きやすい。13:35に到着。とても静かであった。
 13:40に出発して交野山の頂上をめざす、急な上りである。一歩一歩ゆっくり踏みしめていっても20分弱なのでましである。14:00に到着。若いカップルや中高年のグループが岩場に腰を下ろして景色を楽しんでいた。人が多くて驚いた。いつ見てもすごい岩だと思う。落ちたらおしまい。
  
ここから石仏の道(ご来光道)を通り神宮寺に下りるのだがとても急な下りが続き足にはこたえる。はしご状の階段や木の根道もあり注意を要する。
   神宮寺の古い家並みを抜け14:50に源氏の滝に着く。崩落の危険があるので今は滝に近づくことができない。滝よりも近くにある苔むした巨岩と上に鎮座している石仏、そして岩に根を張っている2本の木を見るのが一番好きである。
   機物神社までは約15分、そこから津田駅まで約15分。
出発からゴールまで短い休憩を入れて約3時間のコース、だいたい計算していた通りだったので決定。交野の歴史と自然を味わえるコースだと思う。  
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キクイモの花が咲く

2012年09月26日 | 日記
 キクイモというものの存在を初めて知ったのは4年ほど前だと思う。法隆寺に行った帰り、近くにある地産地消をモットーとする“めぐみの郷”という店に立ち寄った。店内は道の駅と同じように地域の農家の人が持ち込んだ野菜、果物などと県内の物産を中心に手頃な価格であった。

店内をブラブラしていると、野菜コーナーの一角で“話題の天然インスリン!キクイモ!”というプレートを見つけた。当時妻は血糖値を気にしていたので「こんなのがあるで」と声をかけた。「そういえば糖尿病で困っているTさんがキクイモのこと話していたわ」ということで購入してきた。

 無味無臭なのでスライスしてサラダにそえて食べることにした。法隆寺方面に出かける時は、Tさんの分を含めて買い込んでくるようになった。ある日交野の祭で有機農業をしているグループのテントでキクイモを見つけた。「こちらでも育つのですか?」と尋ねるといとも簡単に育つと教えてくれた。気をつけないといけないのは背丈がものすごく伸びるので隅に植えることだと注意された。

 今年、苗をもらったので植えてみた。忠告通りであった。180cmの支柱でも足りず、無残にも腰を曲げたような状態になったが、秋の気配とともに黄色い花を咲かせてくれた。きちっと支柱で支えてあげたら3mにはなると思う。

  イモの収穫はまもなくだろうと思うが、一度育てている人にたずねてみないといけない。

 夏場は当然キクイモはないので、粉末にしたキクイモ茶を買ってあるので時々飲んでいる。

 今日の「ためしてガッテン」でアルツハイマー病の新予防法を取り上げていた。2型糖尿病にならない食事が大切であるとのこと。血糖値のコントロールは糖尿病だけではなくアルツハイマー病にも関係しているということをガッテン!した次第。

 最近はキクイモをあちらこちらで見かけるようになってきた。バランスの良い食事と適度な運動が一番大切ではあるが強い味方であることはまちがいない。
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