素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

バイセルの出張買取サービスで着物、掛け軸を処分

2022年01月19日 | 日記
 実家から持ち帰った母の着物と父の掛け軸をバイセルの出張買取サービスに依頼した。買取サービスについては不安な情報も多々あるが、前に進むためには決断が必要と昨日バイセルに電話した。CMでよく見かけるというだけの理由。

 今日の13時前に担当者の方が訪問して下さった。紅野 彩佳(こうの あやか)さん。電話から想像していたよりも若かった。説明などがていねいでわかりやすく、間の取り方が良く信頼できるなと直感した。私の人生の選択は直感で決めることが多かった。3回家を買い替えたが、たまたま出会った担当者に直感的に信頼できると思ったからである。

 以前に銀行や生命保険の話で書いたことがあるが、私は会社の名前ではなく、前線の担当者で決める。担当者が生き生きと仕事をしていると感じる(独断であるが)会社は良い会社だと思っている。

 スーパーのレジ係でもそうだが、どの担当者もマニュアル通りの動き、言葉、挨拶を発しているが個々に微妙な違いがあり、心地よく感じる人を得れ編んでいる。人柄というのは無意識のうちににじみ出る。

  高価ではないが両親にとっては思い入れの深い品物を1点1点ていねいに見て下さり、「ぞんざいにゴミのように扱わないでほしい」という母の願いをかなえることが出来たと思う。査定は3時間弱かかったが、紅野さんの査定を見ながら、私のあまり知らない父や母の生活に思いを馳せることができた。貴重な時間だったと思う。

 買い取ってもらったのは合計22点。金額は3,300円だったが、金額以上に有意義な断捨離が出来たと思う。肩の荷がひとつ降りた。次はアルバムと父の油絵の作品20点ほどをどうするか?というのが課題。これらが解決したら業者に委託して家の中を空っぽにできると思っている。
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1 コメント

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Unknown (林 重幸)
2022-01-21 06:50:35
実家の片づけお疲れ様でした。
母上の「ぞんざいにゴミのように扱わないでほしい」の気持ちを尊重できて良かったですね。
我が家の運命とダブらせて読ませていただきました。これは残された人の心次第ですから。
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