素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

♪浅草レヴュー虎姫一座♪「東京モダンガールズ~天海からの贈りもの~」大阪公演へ

2014年05月31日 | 日記
 5月14日の毎日新聞夕刊で 《31日から大阪公演、虎姫一座リーダー・あゆみさん》という記事が目に留まった。 

◇昭和の名曲、華やかに

東京・浅草発のレビュー劇団「虎姫(とらひめ)一座」の初の大阪公演が31日と6月1日、大阪市中央区の森ノ宮ピロティホールである。浅草寺(せんそうじ)に近い通称「浅草六区」を拠点に、昭和歌謡を題材としたレビューを上演。昭和の名曲にダンスやアクロバットを交えた華やかなステージが評判を呼び、1200回を超すロングラン公演を終え、満を持しての大阪公演だ。

 虎姫一座は2010年、浅草周辺で和楽器やストリートパフォーマンスなど別個に活動していたメンバー9人が集まって結成。「エノケン、笠置のヒットソングレビュー」「シャボン玉だよ! 牛乳石鹸(せっけん)!!」の2演目を浅草の小劇場「コシダカシアター」で上演してきた。リーダーのあゆみさんは「最初は昭和歌謡だけを続けるつもりはなかったんですが、やればやるほど今の時代にも通じる名曲が多いと感じ、私たちが残していきたいという思いで活動してきました」と振り返る。

 「お客さんより出演者の方が多い日も1度ではなかった」というが、徐々に口コミで人気が高まり、昨春には新メンバー8人が加わった。結成以来の拠点だったコシダカシアターが今年1月末で閉鎖されたため、2月に東京・六本木の劇場で新演目「東京モダンガールズ 〜天海からの贈りもの〜」をお披露目した。大阪公演も同演目だ。

 「江戸の都々逸(どどいつ)から昭和の終わりの名曲まで、映像とショーを織り交ぜての2時間20分。どの世代の方にも1曲は聴きなじんだ歌があると思います」

 大阪公演後には、再び浅草六区に拠点劇場ができる予定。かつて東京一の歓楽街だった同地区は近年、劇場や映画館の閉鎖が相次ぎ、現在は再開発が進む。「浅草の町が芸所として豊かな場所だったということを私たちは情報でしか知りません。町が元気を取り戻し、100年後も虎姫一座の名前が浅草に残っていてほしいと思って活動をしています」


 これは一度観ておかねばと、すぐにチケットを購入した。

 12時開演なので、梅田方面に用事のある妻から「家の用事を済ませたら鶴見緑地公園まで車で行き、1時間ほど散策して早目に昼を食べてからそれぞれの目的地に向かわないか?」という提案があった。鶴見緑地公園からは地下鉄長堀鶴見線を遣えば森ノ宮までは15分ぐらいなのでそうすることにした。膝が不調になってから鶴見緑地公園ともご無沙汰である。去年の5月27日には鶴見緑地往復30kmを3時間14分59秒で走っているとブログで書いていた。車で第二京阪の側道を走りながら1年前はここを走っていたのだなと不思議な思いにとらわれた。

 ちょうど10時に鶴見緑地に着いた。予報通りグングン暑くなってくるのがわかる。木陰を縫いながらバラ園周辺にしぼって散策した。新緑の美しい中でベニハスモモが異色の存在感があった。噴水に入って戯れることができるのは子どもの特権。風車のある丘のサルビアはいつもながら見事である。バラ園は見頃をやや過ぎたという感じ。オレンジ色の「鶴見90」が気に入った。
     
駅へ向かう道の脇に咲いていた花、ちょっと面白いなと見ていたら道行く人が「オウレンバイやで」と親切に教えてくれた。
 開演の20分前にお馴染みの森ノ宮ピロティホールに着く。

 メンバーの若さと昭和歌謡、オールディーズ、フレンチカンカンという取り合わせの微妙なズレに、新鮮に感じた部分と戸惑いを感じた部分が混在しつつステージを観ていた。誕生して4年、これからが楽しみ。
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夏日・PM2.5・黄砂と三拍子そろう中走る

2014年05月30日 | 日記
 5/29.30.31.6/1.2の5連続ジムの休館日のどこかで寝屋川公園往復の新・10㎞コースを走ろうと決めていたが、週間天気予報の気温を見ると昨日から最高気温が1度づつ上がり、明日は真夏日の30℃に達し、明後日は31℃と好条件は望めそうもない。ならば、風もあり、空気は乾燥気味の今日がまだましとなった。黄砂のおかげ(?)で心持ち日差しも弱く感じる。

 スタートは14時30分。この頃になるとコース上に木陰が多くなる。夏の走りでは体温の上昇を感じ始めたら黄信号だと思っている。幸いラスト1kmを切った所だったのでペースダウンしながら何とか走り切ることができた。風と木陰のおかげである。タイムは1時間12分18秒。3週間前より39秒遅れは条件的に仕方がない。走り終わった後の水シャワーは格別であった。

 それにつけても大気の汚れはひどい。18:49に撮影。
 今朝、ホトトギスの鳴き声を初めて聞くことができた。♪トッキョ トカキョクチョウ♪ と聞こえる。

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ゼロ・トレランス方式を考える

2014年05月29日 | 日記
新聞で、《子どもの問題行動に厳格な罰則を定
める「ゼロ・トレランス方式」(ゼロトレ=寛容度ゼロ指導)と呼ばれる指導方針を、大阪市教委が市立学校に導入する検討を始めた。橋下徹市長が提案し、来年度にも予算化してモデル校に導入する方針だ。ただ、暴力行為や服装違反などに対して出席停止や退学処分も辞さない教育手法には慎重論も根強く、議論を呼びそうだ》という記事を読んでから、ずっとこのことが頭から離れなかった。

 中学校の生活指導は、生徒自治の方向を目指すものと生徒管理の徹底を目指すものとの間をメトロノームの針のように往き来しているように思う。前者の一番極にあるのが自由の森学園における教育実践で、後者の一番極にあるのが「ゼロ・トレランス方式」だろう。その間にあってたくさんの教育実践がなされてきた。時代時代で脚光を浴びたものもすべて広く定着したものはない。というのが事実。

 それは、生活指導のあり方は、地域社会・学校規模・生徒集団・教師集団など多くの要素が絡まった中で生み出されてくるものだからだ。困難な状況がつくられる要因が違えば対処方針も違う。万能な方法はない。それぞれに長所、短所を持つ。そのことを踏まえて、現場で試行錯誤しながら実践を積むしかないのである。・

 したがって、ゼロ・トレランス方式の是非だけを論じても意味はない。ただ、現場からではなく市教委(市長の意向が強く反映しているのだろうが)がモデル校を設定するという方法は間違っている。また、この方式は頭で考えればスッキリとできそうに思うが、実際にやろうとすれば難しい問題が多くある。「言うは易し、行うは難し」の代表である。カンフル剤にはなっても長続きしないことが実証されている。

 これからも考え続けるだろうから、まとまるたびに書いていきたい。
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完全休養日、気ままに車を走らせてびわ湖大津館と日吉大社へ

2014年05月28日 | 日記
「毎日が日曜日の身でありながら『完全休養日』とはこれいかに!?」禅問答よろしく突っ込まれるかもしれないが、日々の生活において私なりに過ごし方を区別している。『完全休養日』はパソコンをシャットアウトして、必要最低限の家事労働以外は余計なことを考えず気ままに非日常的な時間に漂うのである。

 京阪電車が発行している「Kプレス」にあった、《びわ湖に浮かぶ「湖国の迎賓館」・びわ湖大津館》というキャッチコピーにちょっと興味を惹かれたので車を走らせた。隣の柳が崎湖畔公園のイングリッシュガーデンでは色とりどりの花が咲き、ローズフェスタも開催中と書かれてあったので期待して行ったのだが、星2つといったところであった。新しい庭園なので、個性とか風格などが備わるには時間が必要だと思った。

 好対照だったのが日吉大社の佇まいである。30℃に迫る夏日にもかかわらず、ひんやりとした空気が流れていた。ご由緒によれば、約2100年前の崇神天皇7年に創祀されたとある。崇神天皇は、『古事記』『日本書紀』に記される第10代天皇(在位:崇神天皇元年1月13日 - 同68年12月5日)で、現代日本の学術上、実在可能性が見込める初めての天皇であると言われているからとにかく長い歴史を有する大社である。

 大津への遷都、平安京遷都などでも国家鎮護の神、京の魔除・災難除(都の表鬼門)などとして崇敬を受けてきた。しかし中世には織田信長によって建造物等全てを焼き討ちされるという難局にも直面してきた。歴史の風雪をくぐり抜けて現在に至っているわけである。山王鳥居をくぐりゆっくりと西本宮から宇佐宮、白山宮、神輿収蔵庫を経て東本宮まで歩いた。悠久の時を肌で感じた。

 比叡山の一日回峰行の時、ここに下りて来た。しかし、夜中の0時すぎに比叡山を出発して雨の中6時間余りかけて着き、さらに2時間余りかけてもう一度上がらなければいけないという状況では日吉大社の佇まいを感じる余裕はなかった。再訪できて良かったと思った。

 たまにはこういう日が必要である。

デジブック 『びわ湖大津館日吉大社』
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アジサイの季節近づく

2014年05月27日 | 日記
 雨は比較的早く上がったので助かった。一雨ごとに梅雨に近づく。そうなるとアジサイの出番である。その先頭を切ってカシワバアジサイが花を開き始めた。雨上がりの今日は活き活きしている。
 うまい具合に天気が回復したので本格的な梅雨を前に風呂場の大掃除をする。今のうちにタイルの目地にできてきているカビを根こそぎ退治しておくと後が楽である。外は黄砂が飛んできているのでちょうど良かった。

 ジムは29(木)から6/2(月)まで休館となる。くれぐれも間違えてこないようにスタッフのMさんから今日、念を押された。「5連休ですよ。火曜日からですよ」をジムに着いた時、休憩している時、帰る時に繰り返し言われた。5連休のどこか一番条件の良い時に、寝屋川公園往復の新・10㎞コースを1時間10分未満で走ることを目標に、取り組んできていたので間違うことはない。明日は完全休養日なので、ここ1週間は追い込んで来た。今日はランニングマシーンで60分9kmとアークトレーナー30分をこなす。ここまでは予定通りである。現時点の体力では60分で9km走るのが精一杯である。後は自分のコンディションと天候をにらみながら決断するだけである。  
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