素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

♪人生いろいろ♪

2012年07月31日 | 日記
先日、年賀状だけの交換で1年に1回だけお互いの近況を伝え合って来た方とお会いする機会があった。20数年ぶりであったがお互いの近況を含め時の隔たりを感じないで話が弾んだ。

 2人が関係した人たちのことでお互いに知っていることも話題になった。50歳を迎えて新婚生活に入った人やら逆に連れ添った伴侶と離婚という形や病気、事故などで別れシングルになった人、仕事を辞めてすぐに病に倒れた人など生々流転。「ホォ~」とか「エ~ッ」「ウ~ン」などと声を発しながら時の流れを実感した。

 中でも、人生の半ばにして結婚と離婚という対照的な道を踏み出した2人のことはインパクトがあった。どういう生き方が正解であるかは決められないなあ。というのが2人の一致した思いだった。人生の選択において“~する”ことが一番良いという決め付けこそが不幸を生んでいるのではないか。

 事実を事実として受け止め、そこに価値判断を持ち込まないようにすべきだというようなことをいつになく熱く語ってしまった。

 帰りの道で自然と口ずさんでいたのが♪人生いろいろ♪

人生いろいろ - 島倉千代子


 人生という旅において、実にたくさんの人と出会う。その中で長い付き合いとなる人もいるし忘却の淵に沈んでしまう人もいる。年賀状だけのやりとりがずっと続いている人もいれば途絶えてしまった人もいる。ひょんなきっかけから再開した人もいる。それらのことを説明するのに“縁”という言葉は便利である。

 “縁”を大切にして生きて行きたいなとあらためて思った。
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「まだ7月か」感覚的には8月中旬

2012年07月30日 | 日記
 梅雨明け宣言とともに猛暑が続いたせいで感覚的には8月中旬である。朝、カレンダーを見て思わず「まだ7月やな」時計を見て「まだ5時40分やな」新聞を取りに外に出て「まだまだ暑さは続きそうやな」と“まだ・やな”3連発である。元気なのは蝉だけ。

 日の出の方向のおかげで朝の目覚めが早くなっている。ロンドンオリンピックをライブで見る元気はない。睡眠時間5時間前後の毎日である。昨日は試みに7時30分から寝屋川公園の4kmコースを走ってみた。やはり3周目に入ると体感温度がぐっと上がってくる。心臓にずい分負荷がかかっていると感じたので3周12kmで切り上げた。1時間28分34秒。

 朝、体に疲労が残っているのがわかった。近所の幼稚園児や小学生はプールの用意をしてうれしそうに出かけていった。午前中の暑さしのぎに網戸を洗うことにした。水遊びのようなものである。午後からはジムへ。ランニングマシーンで走る元気はなかった。筋力トレーニングを中心にオリンピックの中継を見ながらのんびりと過ごす。

 体操とか柔道の審判のあり方には何か割り切れないものを感じた。機器の発達により“人間の目”というものの“あいまいさの良さ”がこれからあらゆる方面でだんだん消えていくのだなという予感がした。その象徴的な出来事がオリンピックの場で起こっている。

 「個人の能力には限界がある」という考えが「便利なハイテク」を生み出してきた。それが万能であると思い込まされていくことに危険性を感じる。人間の持っている危機を察知する能力や対応力が衰えていく可能性がある。最終的には「個人の能力」が原点であることにはかわりはない。

 今日は“その日その日をしのいでいけば、やがて涼しい秋風となる”をお経のように唱えながら過ごした。
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久しぶりに『食と健康を考えるシンポジウム』の会場に行く

2012年07月29日 | 日記
縁有って妻が『食と健康を考えるシンポジウム』の大阪での開催に関わり始めてから20数年になる。最初の頃はちょくちょく雑用で会場にお邪魔していたが、大阪での開催が軌道に軌道に乗ってきてからは用事もなくなりずい分長い間ご無沙汰してきた。

 今回、荷物の運搬をたのまれたので久しぶりに会場の中に入った。天満研修センターは天満駅のすぐ前にあり自動車で行くにはめんどうなところである。食べもの文化研究会の代表の安藤さんとも昼食の弁当を食べながら話をすることができた。20年ぶりぐらいですねと時の経つ早さをお互いに感じた。今ほど食と健康への関心が高くなかったころから“芽ばえ社”の社長として月刊「食べもの文化」を通じて“食のいとなみ”について発信し続けてきた。この分野の草分け的存在だと思う。社長のほうは去年区切りをつけられて、少し肩の荷がおりたみたいである。

  栄養士さんや保育所、幼稚園関係の方の参加が多く、以前より若い人が多くなったなという印象を受けた。

 子どもが中学生になるまでは夏のこの時期、家族旅行とセットで各地で開催される研究会に行っていたことが思い出された。このシンポジウムの最初は東京だけの開催だったと思う。一番下の娘が1~2歳ぐらいの時、妻が研究会に参加している間、3人の子供を連れて東京の地下鉄フリー切符を使って東京めぐりをしていた。途中の伊豆では私が数学教育協議会の研究会に参加して、妻が子供の面倒を見るというようにしていた。ずい分エネルギーがあったと思う。

 だんだん民間の自主的な研修会への参加が厳しくなってきている。身銭を切って自分で何かを求めて参加する研修でなければ自分のものになっていかないと思う。 



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星田山手ソーメン流し

2012年07月28日 | 日記
 7月最後の土曜日は恒例の“ソーメン流し”である。星田山手ボランティアの人が中心に実行委員会をつくり準備から運営まで手作りである。去年は天候不順で直前まで雨が降っていたと記憶する。今年は雨の心配ゼロ。猛暑の中の準備大変だったと思う。参加者は500名余りであった。
     “3匹のおっさん”ではないが黄色い帽子をかぶった60代後半から70代で構成されたボランティア集団のパワーはすごい。小学2年生まで⇒小学3年生~中学生⇒高齢者⇒一般という順番で楽しんだ。1時間余りで完食。

 「三匹のおっさん」第六話は催眠商法がテーマ。市役所のつくっているパンフレットは催眠商法のシステム上のキモは押さえているし間違っていないが、それだけでは被害は減らない。もう1つのキモがあるとおっさんの一人、則夫は説く。

『情だよ。ふれあいを欲している高齢者や独居老人の懐に入り込むんだ。だから被害者は何度も似たような業者に通い詰める。そこの業者が相手をしてくれるからだ。無料プレゼントなんかに釣られてるんじゃないよ。ああいう店の店員は自分たちの話を聞いて相手をしてくれるって知っているから通うんだ。』

 個人の自覚だけではなく地域にいかにコミュニティの場をつくりあげていくかが大切である。“ソーメン流し”や8月の“盆踊り”などもそういう意味でも大切な取り組みである。
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「今日がこの夏で一番の暑さでした」が18時のニュースの決まり文句の日々

2012年07月27日 | 日記
 連日の猛暑である。夕立もないのでアスファルトがどんどん温められて吹く風も温風である。下り坂を自転車で走っても爽やかさを感じない。歩くよりは風を感じる分ましというぐらいである。

 以前であれば山の端から出た陽の光を向かいの2階建ての家がガードしてくれていたが、7月も終わりに近づくと出た途端に我家の2階に射しこんでくる。冬ならありがたいが今は迷惑このうえない。6時にならないうちからむし暑くて寝ていられない。そのためか寝覚め前のひと時、めったに見なくなった学校が舞台の夢を見た。

 何か特別な試験の監督の場面で、やり方の要領を全く読まず、適当に配ったらどうするのどうするのという戸惑いの声があがり、適当な指示をして回収したらまちがいだったことが判明し、その事後処理に悪戦苦闘するというもの。「どうして最初にきちっとやり方をよまないんですか?」などと担当者からは詰められにっちもさっちもいかないところで目が覚めた。なんにもしていないのに心身にだるさを覚える。

 いやな夢は“自分への警告”と思うことにしている。心の中にスキができた時、いいかげんな心持で暮している時、そんなんじゃいつかしっぺ返しをうけますよという警告の意味で失敗して悪戦苦闘している夢が現れると思えば気持ちが切り替わる。

 今朝の夢は“行き当たりばったり”でいい加減なところがある私へのいましめと受け止めておこう。

 ここ何日かはバタバタと気ぜわしく動いていたのでちょっとゆっくりしなさい。ということもあるかもしれないと必要最小限のことだけやって今日は体力温存の日ときめた。

 
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