素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

おふさ観音と藤原宮跡

2021年07月30日 | 日記
 新聞に「おふさ観音」の風鈴まつりが紹介されていたので気分転換に行ってみることにした。国道163号から国道24号に入り奈良市内を抜け、バイパスを使わずそのまま田原本町の中心を通る昔からの24号を走った。ほとんど使ったことのないルートだったので新鮮だった。
 西名阪国道をくぐり田原本町に入ると《道の駅 レスティ唐古・鍵》の案内板があったのでトイレ休憩のため立ち寄ることにした。出来て間がない感じでおしゃれな外観だった。中では田原本町の新鮮な野菜、果物、花をはじめ地元や県下の特産品を多数販売していた。道をはさんで唐古・鍵遺跡史跡公園があったので散策した。弥生時代前期(紀元前6世紀)から後期(紀元3世紀)までの約700年間栄えた環濠集落跡である。遺跡面積は甲子園球場10個分で、近畿地方最大級の集落だった。大型建物の柱と楼閣が復元されていた。
 そこからおふさ観音までは7km足らず。第二駐車場に停めて約200m歩いた。境内には2,500を超える風鈴が吊り下げられ、それらが夏風に揺られて、涼やかな音色を一斉に奏でていた。しばし暑さを忘れる。副住職が飼育している約50種類のメダカを観察できる「めだかの学校」もあった。
風鈴まつりは8月31日まで。
 藤原宮跡はおふさ観音から500mほど。ハスが見事と書いてあったが、ハスを見るなら朝早くでないといけない。午後では花がしぼんでしまっていた。代わりにキバナコスモスを堪能した。
 今、持統天皇が注目されている。藤原宮ももっと注目される時が来るだろう。大和三山の畝傍山、耳成山、天香久山を遠望して帰路に着いた。

おふさ観音と藤原宮跡
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