素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

JAZZ演奏も楽しめるトークイベント「村上春樹をたどる旅」に

2010年11月30日 | 日記
  12月11日(土)に映画「ノルウェイの森」 が公開となる。それに先立って、毎日新聞社広告局主催のトークイベントが開催された。毎日新聞を購読しているので招待状をいただいた。私は村上春樹さんへの関心はうすく、「ノルウェイの森」も赤と緑のカバーとも購入したが、最初の数ページを読んだだけで積ん読の部類であった。2回目の整理の時、処分してしまった。

 話題の作家でもあり、何か新しい発見があるかもしれないという気持ちとJAZZ演奏も楽しめるということで、出かけることにした。北新地駅から会場のオーバルホールまでは地下道を西へ歩いて10分余り、早目に着いたので途中ブリーぜタワーの33Fからの夜景を見ようということになり寄り道をした。 360度の展望とはいかなかったが都会の夜景もなかなか良い。

 村上春樹さんは西宮、芦屋で少年時代を過ごした。第1部では“阪神間文化研究者集団西宮芦屋研究所”の小西巧治さんが村上作品に登場する建物や街並みと阪神間の風景の相似性についてパワーポイントを使ってわかりやすく話してくれた。村上作品に疎い私でも興味深くおもしろかったので、村上ファンなら尚いっそう楽しめたのではないかと思う。小西さんのHP[村上春樹の西宮芦屋]とブログ「西宮芦屋研究所レポート」を検索すると詳しく見ることができる。

 第2部の河内さんと土居さんのフリートークも村上さんのことを通じて“作家が作品を書くこと”ということに思いをめぐらせることができ50分間飽きることなく集中できた。

 最後に、映画のロケ地になった兵庫県神河町役場の職員で撮影に協力した山下さんがロケの様子や“映画監督がいかにわがままであるか”という裏話を披露し、1本の映画作品をつくるのに、たくさんの人の支えが必要かということを実感した。映画づくりも村上作品も何も知らない山下さんが、役場の職員としてかかわっていき、振り回されながらも必死で困難を打開していく様子を映画にしても結構笑って、泣ける作品になると話を聞きながら思った。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮想ではありますが、「東海道」踏破しました

2010年11月29日 | 日記
 エボルタくんを追いかけての仮想「東海道」の旅。今から思うとかなりのハイペースとなった。追いつきあわよくば追い抜いてやれなんて色気を出したのも事実。淡々とマイペースをくずしたため、滋賀県に入った頃から疲労の蓄積を自覚してきた。体は正直である。しばらく仮想ウォーキングを離れて休養である。

 『断捨離』という言葉をよく耳にする。頭では理解しても、実行となると“加減”がむずかしい。たしかに“とらわれすぎ”てもいけないが、“とらわれない”と何かをすることはできない。まもなく12月になるが、12月は“自分がとらわれていたもの”を一度思いなおし、整理する月ではないかと考える。

  昨日もらってきたヒノキの丸太を切ったり、けずったりして半日過ごした。電動工具は使わないことにしている。けっこう骨の折れる作業である。1本の木から仏像を彫っていった仏師のすごさを実感する。年輪を見ていると何かしら哲学的になる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交野いきものセンターでヒノキの間伐体験をする

2010年11月28日 | 日記
交野山の中腹にある“交野いきものセンター”でヒノキの間伐体験があった。交野の自然を守るため里山保全活動を行なっているボランティア団体「交野里山ゆうゆう会」の人たちの指導のもと、9時から12時までヒノキの間伐を体験した。

急斜面での作業なので、足場をつくるのに踏ん張る必要があり、太ももにきいてくる。倒す方向を決めたら、ロープを張る。木の根元に受け口をつくる。受け口をつくるのが慣れないと骨が折れる。受け口に向かって反対側から追い口をつくる。1~2cmのところまで切り進んでいくと木がゆっくりと倒れ始める。周りの木にひっかかったりするので調整しながら倒していくのだが、スカッとする一瞬である。倒れた木の枝を切り落とし、丸太にして作業は終わる。1本の木で30分近くはかかる。

   

 里山ゆうゆう会の会長さんの言葉「木を倒すところに目が奪われがちだが、作業は《事前の準備》《木を倒す》《木の始末、片付け》の3段階に3・4・3の割合で力を配分することが大切。目立つところだけに全力を出し切ってはいけない。」説得力のある言葉だった。

   午後は間伐したヒノキの一部を持ち帰り、肩たたき、コースターなどクラフトつくりで時間を過ごした。ヒノキのいい匂いがただよっていた。木と格闘しているとアッという間に時間が過ぎた。

 17時からは、毎年恒例のイルミネーション『山ナリエ』の点灯式が盛大に行なわれた。今日から1ヶ月、17時~22時まで点灯される。1年の終わりが近くなったと感じる。マスコミにも取り上げられ、結構知られるようになってきているので年々見に来る人が増加している。事故が起こらなければと祈るのみ。

     



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブック 『大井川鐡道に乗って』

2010年11月28日 | 日記
デジブック 『大井川鐡道に乗って』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジブック 『四季咲き桜と紅葉』

2010年11月27日 | 日記
デジブック 『四季咲き桜と紅葉』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする