素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

中央大会

2010年07月24日 | 日記
 3年生にとっては最後の大きな大会である“大阪中学サッカー選手権”の真っ只中である。各地区予選を勝ち抜いた32代表による中央大会、1回戦に勝った16チームによる4ブロックに分かれてのリーグ戦も7/19,7/21,7/23と、リーグ突破をかけての戦いが終わった。ワールドカップ同様、4チームによるリーグ戦は、トーナメント以上の厳しさがある。炎天下の中、1日おきの試合は体力的にも精神的にも限界に近いものがある。力だけではないさまざまな要素がからむ。

 選手も大変だが、顧問は自分の試合前か試合後に副審の義務があるので、自分のチーム管理とあわせて多忙である。退職の年に中央大会を戦かいベスト4までいったが、最少のスタッフ2人でよくやったなとしみじみ思う。その時、1年生だった生徒が、もう3年生になり、リーグ戦を戦った。1年間だけのつきあいだったが、チーム力としてはバランスもとれているし、個性のあるタレントもいて、見ていて楽しい、やっていて楽しいチームになるだろうという予感はあった。残念ながら予選突破はできなかったが、北河内予選からの長丁場の戦いから大きなものを得たと思う。今後のサッカー人生に生かしてほしい。

 メインの顧問が毎年変わることや校舎の建て替えのためグランドがほとんど使えないなど環境面では非常に厳しいものがあったと思う。また、大会においても思い通りの結果が出ないこともあったりして苦労も多かったのではと推測する。“負けながら強くなる”を合言葉に粘り強くチームをつくっていくという伝統はできていたように思う。最後の大切な大会で中央大会の予選リーグまで残るという結果を出したことは立派の一語に尽きる。

今年の予選リーグは3日間とも最近オープンした堺市立ナショナルトレーニングセンターで行なうことができたという点は恵まれていた。大阪の各地区の会場校を転々と移動するのも結構神経を使う。明日は高校の大規模な招待試合が行なわれるようだ。堺NTCを大いに活用して若い世代を伸ばしていってほしい。

 退職した時、残してきた2年生、1年生(現高1、中3)のことは心の片隅にはひっかかっていた。この夏の大会とともに、本当の意味で“縁がきれた”といえる。

 リーグ戦の表を眺めていると、いろいろなことが見えてくる。もう、この第3種委員会のサイトをひらくことはないだろう。




ABブロック 墨江丘中  美木多中   盾津東中  庭窪中
墨江丘中   ・・・    2△2      0●1    0●4  ③
美木多中   2△2    ・・・      0●6    0●4  ④    
盾津東中   1○0    6○0      ・・・    5○2  ①
 庭窪中    4○0    4○0      2●5    ・・・  ② 

CDブロック  枚方3中  富田林3中   城南中   楠葉中
枚方3中    ・・・     1△1       1●3    2●3  ④
富田林3中  1△1     ・・・        0●1    3○1  ②
 城南中   3○1     1○0        ・・・    1○0  ①
楠葉中    3○2     1●3        0●1    ・・・  ③   

EFブロック     西陵中   佐井寺中  東大阪朝鮮中    豊中14中
西陵中        ・・・     0△0     0●4          6○1  ③
佐井寺中      0△0     ・・・      0●2         11○0  ②
東大阪朝鮮中   4○0     2○0      ・・・           1○0  ①
豊中14中     1●6      0●11      0●1          ・・・  ④  

GHブロック   岸城中  高槻9中   藤陽中   高槻2中
岸城中      ・・・    0●6      2●8      0●4       ④
高槻9中     6○0    ・・・      0●2     2○1       ② 
藤陽中      8○2    2○0      ・・・      0●2      ①
高槻2中     4○2    1●2      2○0     ・・・       ③
     
コメント
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