素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

暑さを逃れて、六甲山へ

2010年07月19日 | 日記
 「回る十国展望台」跡地に、「自然体感展望台・六甲枝垂(しだ)れ」が7月13日にオープンした。今日は家に居ても「暑だとい!暑い!」と仕事にならず、クーラーのお世話になるだけと思ったので六甲山行きとなった。

 いつものように記念碑台にある無量駐車場に車を置いて、林間の小道を新展望台まで40分ほど歩いた。風もほどよく吹いていて、思っていた以上に涼しかった。こちらではアジサイの花は枯れているが、六甲のアジサイはまだいきいきとしていた。

  103作品の中から最優秀賞に選ばれた三分一博志(さんぶいち・ひろし)氏の作品である。六甲山上にある大きな樹をイメージしたそうで、四季を通じて六甲の自然を体感できるように設計されている。

    床・壁はすべて檜でつくられているので木の香りがここちよかった。「枝葉(フレーム)」越しに見る景色は新鮮だった。基盤部には氷室がつくられていて、幹の底につくられている“風と空の展望所(風室)”に座ると、頂上部の丸く切り取られたところから光りがさしこみ、青空と雲の流れが違った感じで楽しめる。椅子の肘掛からは、氷室を通ってきた涼風が心地良かった。

 自然の力をフルに利用した展望台。入場料300円を高いと考えるかどうかは意見の分かれるところだろう。   

 

 

 
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