素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ノスタルジアにひたっています

2010年07月05日 | 日記
 新聞の音楽評論欄で紹介されていた昭和ジャズ大全~幻の名盤・秘蔵版~が今日届いた。

 中村八大、小野満、平岡精二、フランキー堺、鈴木章治、北村英治、藤家虹二、松本英彦、渡辺貞夫、宮間利之、秋吉敏子、ジョージ川口、南里文雄、美空ひばり、原信夫と懐かしい名前がズラリ並ぶ。

 先日、ロイヤルホースでお目にかかった北村英治さん(81歳)の42年前、1968年当時のレコードジャケットと解説を読みながら演奏を聞くとまた違った感慨にとらわれる。また、フランキー堺とシティ・スリッカーズの“冗談音楽”も子供心に記憶がある。そのメンバーに谷啓、桜井千里、植木等がいたことは初めて知った。その後、ハナ肇を中心とするバンドに移り、クレイジーキャッツとして大ブレイクした。その原点を見たように思えた。美空ひばりのジャズについては話には聞いていたが“ペイパー・ムーン”“恋人よ我に帰れ”“慕情”“A列車で行こう”の4曲が収録されておりお得な気分になれた。また、豪快かつ繊細なドラムのジョージ川口は大学時代に下宿で、よくレコードで聴いていたのでとてもなつかしかった。“キャラバン”なんか最高!ついつい一緒に机をたたいてしまった。

 一人ひとり語りだしたらきりがない。当時のレコードジャケットの写真と解説を読みながら昭和の世界にもどった夜になった。
コメント
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