塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り おもちゃ絵-2 百人一首哥かるた

2024-06-12 04:54:31 | ミュージアム巡り_2024
 ヘリングの収集作品の中に“かるた”もある。札で加工された小倉百人
一首はよく見られるが、シートでも出版されていた。シートの場合、1
枚に25首分が入れられることが多く、また8枚で読札(歌の札)と取札(絵
札)の全揃いになるシートもあった。
 続いて、「百人一首哥かるた」(嘉永6年・1853、歌川芳虎画、版元:山
田屋)で、読札のみ4枚、百首分揃っている。

 次は、「源氏歌るた」(嘉永4~5年・1851~52頃、歌川芳虎画、版元
:和泉屋市兵衛)で、こちらは源氏香の札と人物の札で絵合わせのように
遊んだと推測される。源氏物語は全五十四帖でそのうち“若菜”が上下
であるため、源氏香の札と人物の札それぞれが55枚で揃う。
 同コレクションでは源氏香の札はパーフェクトだが、人物の札は29
枚のため、シート1枚が不足している。
tabashio(墨田区横川1-16-3)
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