塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 雨に詠えば 和歌威徳物語

2019-11-05 05:46:25 | ミュージアム巡り_2019
 次の書は、「和歌威徳物語」(成立:江戸時代前期、編者&絵師:未
詳)。和歌の功徳を説いた伝説101話を収めた説話集で、和歌の習
得のために必要な基本知識が学べる。展示資料は元禄2年(1689)
刊行で、内務省旧蔵、全5冊。
 展示頁は、池の畔に立つ小野小町と降り始めた雨が描かれている。
小町は和歌の力によって雨乞いを成功させた伝説が残っている。場
所は神泉苑(平安時代、行幸や遊宴のため造営された庭園で、祈雨や
止雨の霊場)で、小町が和歌を詠むと三日三晩大雨が降り続いたとい
う。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Holidayの麺処巡り 麺屋他力... | トップ | ミュージアム巡り 雨に詠え... »
最新の画像もっと見る

ミュージアム巡り_2019」カテゴリの最新記事