塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 動物集合 信楽亀合子

2017-08-02 05:36:34 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、辻清明(1927〜2008)さんの「信楽亀合子」(1990
年、陶器、Case in the shape of tortoise、shigaraki type)。
 辻さんは古美術を愛好した父親と、自宅に訪れる古美術商の影響
で幼少の頃から焼き物に惹かれ陶芸の世界へ。多摩市の自宅に窯を
築き、信楽の土で焼締をメインとした作陶に入り、“明る寂び”をモ
チーフとした作品が生まれていく。
 香合や化粧品を入れる合子、亀の特徴を強調した作品で、こうい
う素朴なものを鑑賞すると心が洗われる。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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