塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 動物集合 長板中形着尺 貝づくしと海老

2017-08-20 04:30:35 | ミュージアム巡り_2017
 次の作品は、小宮康正(1956〜 )さんの「長板中形着尺 貝づく
しと海老」(1988年、綿・型染、Yukata cloth、design of shell
and shrimp)。
 染色家の小宮さんは、江戸小紋を得意とされている。江戸小紋
は、江戸時代の徳川幕府により戦もなくなり平穏無事となり、諸
大名が競うように着物に贅を尽くす。
 そこで幕府は武士には規制をかけ、遠目から無地に見えるよう
な柄を細かくするようにした。それが江戸小紋。しかし、この名
称が使われ出したのは昭和30年代だった。

 貝と海老の柄、これで浴衣を作り縁側で一杯やるのも乙なもの。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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