塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り ピカ・ボコ 流釉茶碗

2015-12-07 05:46:54 | ミュージアム巡り_2015
 次の陶器作品は、石黒宗麿さん(1893~1968)の「流釉茶碗」
(1942~44年、Tea bowl、madara-garatsu type)。
 同館では石黒さんの作品も数多く展示される。

 この茶碗は、釉薬が自然のままに流れる模様を表と内側に描かれ
ている珍しい作品だ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り ピカ・ボコ 芭蕉布地型絵染着尺 魚具

2015-12-06 06:00:19 | ミュージアム巡り_2015
 次の型染作品は、芹沢けい介さん(1895~1984)の「芭蕉布地型
絵染着尺 魚具」(1958年、Kimono fabric、fishing implements
design、stencil dyeing on bashofu【abaca cloth】)。

 同館では芹沢さんの作品を数多く鑑賞しており、この型染作品も
描かれた模様がユニークで愉しくなってくる。こんな模様の浴衣が
あると良いなあ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り ピカ・ボコ 延03-S1

2015-12-05 05:15:20 | ミュージアム巡り_2015
 次の陶器作品は、伊村俊見さん(1961~ )の「延03-S1」(2003
年、Growing 03-S1)。
 伊村さんは、黒陶でフォルムを追求する造形作家。その言葉には、
“独特の黒い光沢は、他には見られない質感がある”や“土を薄く
延ばした皮のような素材として捉え、内側をどう見せるか工夫する“
とある。
 黒陶は、作品を造形した時に土が乾かないうちに硬い石で研き、
窯で焼く温度は800度の低温でいぶし焼きにする。焼く途中から松
葉を投入して、その煤が作品に吸収されて黒くなると言う。
 この作品、土器と言うよりも金属を思わせる。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り ピカ・ボコ 沈める寺

2015-12-04 07:50:19 | ミュージアム巡り_2015
 次の型染め作品は、伊砂利彦さん(1924~2010)の「沈める寺
ドビュッシー作曲前奏曲集1のイメージより」(1981年、Impression
of “La cathe drale engloutie” in Debussy’s Preludes1)。
 京都友禅染の家に生まれた伊砂さんは、“染色の師はこの街”とい
われる。さらに富本憲吉の言葉“模様から模様を創らず”を信条と
して数々の作品を制作されてきた。
 この作品は、音楽から受けるイメージの造形化だという。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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ミュージアム巡り ピカ・ボコ Parasite

2015-12-03 05:44:50 | ミュージアム巡り_2015
 次の陶器作品は、重松あゆみさん(1958~ )の「Parasite」(1998
年、やどりぎ、Parasite)。
 セラミックアーティストと呼ばれる重松さんの作品は、陶磁器をと
おして、縄文時代の土の焼き物をさらに洗練した現代の感覚で吸収し
ているように想像してしまう。決してオブジェではない。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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