多数決はいつも正しいか 多数決は、基本的にはベンサム(1748~1832)が唱えた「最大多数個人の最大幸福」を実現するための政治的ツールと考えられています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%A0
国会における数の原理は、「強行採決」に表れています。「多数決なのだから、これでよい」という場面がTVを通じて茶の間に入ってきます。自公政権から民主党政権への政権交代も、数の原理で行われ、一昨年のその逆もやはり数の原理が働きました。これは、多数の民意の反映だからこれでよいのですが・・・。
この前の都知事選挙、結果をとやかく言うつもりはありませんが、マスコミによる有権者の投票行動分析結果は、その分析が真実であるなら、若い有権者の投票行動について、「う~むむ」と考えさせられるものがありました。武勇を好む傾向です
端的な話、もし国会レベルで多数の有権者が、「軍備賛成」と言ったら、多数決だからと言って・・・軍備しちゃいますか どうも多数決に馴染まない項目が他にも沢山あるように思います