とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

2002年の私・・・さまよえる掲示板③

2010-12-12 00:14:23 | 日記
2002年の私・・・さまよえる掲示板③


 
 かつての掲示板の掲載はこれで終わりにします。

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風邪 投稿日:2002年12月23日(月)18時37分34秒
最悪です。でも、なんとか原稿書きました。これはもう業ですね。

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猫のこと 投稿日:2002年12月20日(金)06時40分13秒
家の猫「鈴・りん」。もう帰ってこないようです。二週間くらい前にひょいと家を出たのですが、まだ帰りません。どこで何をしていることやら。事故に遭っていないことを祈っています。
それはかわいい白猫でした。ペットロスト症候群になりそうです。
思えば、五匹の仔猫を産んで、その仔猫を全部引き取っていただいたのですが、それも相当精神的にショックだったようです。寂しそうにしていました。
いや、ひょっとして長い旅を楽しんでいるかもしれません。いやいやそれは甘いかも。
・・・・・・とにかく私は寂しいのです。

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休暇 投稿日:2002年12月13日(金)22時54分33秒
休暇は、奪い取るもののようですね。土日を待ち焦がれていても、なかなかやってきません。むしろ、くたくたになるほど仕事に没頭して、疲労困憊して日々暮らしていると、土日が来るのが早く感じられます。だから、相当なエネルギーで奪い取るものだ、という風に考えています。
しかし、土日も仕事を続けていると、もう機械同然の苦しい立場に追い込まれます。もうこれは、病気ですね。
みなさん、くれぐれも過労にご注意ください。

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人の心 投稿日:2002年12月11日(水)19時57分43秒
人を引き付け、自分の考えを聞いて、頷いてもらうことのいかに難しいことか。これは、話す人が、本物の人間でなくては叶わぬことのようだ。いかに苦しみつつ道を求めているか、そういう気迫が人を引き付けるようである。・・・本物の人間。この歳にして、まだまだという感じがする。

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河童になった龍 投稿日:2002年12月11日(水)06時51分12秒
龍のなれの果てが河童なんですね。初めて知りました。恥ずかしながら。芥川龍之介が、晩年に河童を描いたり、「河童」という小説を書いたりしたのは、かなりな自虐的な気持ちがあったのではないでしょうか。自虐的というのは、当たらないかもしれないけれど、河童は当時の自分のみじめな状況を表していると思いました。龍神は、昇天します。しかし、河童は水の中。大きな違いですね。

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ノーベル賞 投稿日:2002年12月 8日(日)23時00分31秒
私だったら、ノーベル賞を十個もあげたい。もし、もしも癌やエイズを全治する薬を発明した人がいたら、その人に。


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(無題) 投稿日:2002年11月30日(土)07時46分19秒
目と心を開けばもっと見えるものがある。見えないものでも見える。
昨日、職場でストレスマネージメントの講習を受けた。実技があり、リラクゼーションのタッピングや自律訓練などを行った。同僚とペアを組み、軽い運動をすることによってリックスするという方法である。一人でもできるそうだ。
BGMの音の中で、二人で呼吸法の運動などを行っていると、仲間がみんな「家族」のように思えてきた。こういう感覚は、普段あまり感じない質のものである。
窓から外を見ると、陽に輝いている冬の田んぼが見えた。それが黄金色に輝いていた。心が、ふっとどこかに飛んでいくような感覚であった。
女性の臨床心理士がインストラクターであったが、その姿も、聖なるものに見えた。
・・・これはどうしたことだ。後で不思議に思った。
私は、まだまだ見えていないのではないか。変に縮こまった世界に生きているのではないのか。
正直そう思った。

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渡る世間に・・・ 投稿日:2002年11月23日(土)07時32分44秒
最近、仕事やプライベートなことで、いろいろなお方と胸襟を開いて話し合い、人を恐れてばかりいてはいけない、と思いました。
私は、どなたともどんなときでも、「おい、○○君、元気かい」などという話し掛けのできない人であります。それでいままでずいぶん誤解されたり、損ばかりしてきました。
でも、人は人で同じ悩みを持っていることが分かりました。みんな「人」を意識しすぎて、遠ざけているんだ、と思いました。時に、その気持ちを抑えて、世間話から入って、「じつはなあ・・・」なんていったら、相手も「ほんとはなぁ・・・」と答えが返ってきます。これは不思議な現象です。
仕事で困っている、と言うと、「じゃ、俺がやってもいいよ」なんて救いの手を差し伸べてくれます。
世間には、実は「鬼」は住んでいないのかもしれません。「鬼」にするのは、実は他でもない、自分なのではないでしょうか。疑心暗鬼を生ず、とはよく言ったものです。実感として、そう思います。


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自然人 投稿日:2002年11月15日(金)16時34分37秒
代休で、近くの里山を妻と歩いてみました。意外にも、赤く色づいた葉がたくさん眺められました。歩いていると、椎の実がたくさん落ちていて、童心に返って、ポケットにいっぱい拾い、持ち帰りました。
子どものころは、この木の実も大事な「おやつ」でした。フライパンで炒ると、小さい粒ですが、香ばしい匂いを放つおいしい味の実がすぐ出来上がります。皮を剥く面倒さを除けば、それはすばらしい「おやつ」でした。
今、台所で妻が炒っているようです。早く食べたい。そういう気持ちになっています。


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構築中 投稿日:2002年11月13日(水)21時58分9秒
今作品世界を構築中です。今度は、かなり苦労しています。


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秘すれば花 投稿日:2002年11月 6日(水)23時11分45秒
秘すればこそ花になる。秘せねば花とならぬ。


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聖と俗 投稿日:2002年11月 4日(月)23時05分43秒
この二つ我にありて、哀し。



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バージョンアップ 投稿日:2002年10月31日(木)06時19分4秒
このところ、書き込みを失礼していました。実は、仕事の多忙もあるのですが、ソフトのバージョンアップをしていたので、設定などをもとに戻すのに時間がかかってしまいました。今、快適な環境で、書き込みをしています。
また、ぼちぼちと歩き始めます。よろしくお願いします。


自分史掲示板
新規に更新しました。心機一転 ?・・・「ぼちぼち参ろう」

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「座礁」10,000回 投稿日:2002年10月23日(水)21時34分9秒
「座礁」が、いよいよ10,000回のaccessを迎えました。、これから新しい方向に旅立つことでしょう。
引き続き御支援くださいませ。


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回転寿司 投稿日:2002年10月13日(日)07時23分43秒
くるくる寿司などと呼ぶと、登録商標になるようです。そのことは、よく分かりませんが、確かそうだったと思います。だから、回転寿司。その寿司屋に初めてゆきました。
もうかれこれ二十年以上前ですか。松江市にそういう店ができて、面白そうな店だなあ、と思っていました。しかし、残念なことに、一度も御縁がなかったのです。
昨晩、娘夫婦に誘われて、うん、面白いな、などと思いつつ、妻とともに出かけました。なんと、人の多いことか。店は順番待ちのお客がたくさんで、その盛況ぶりに驚きました。しかたなく、目的の店を出て、別の店に移りました。しかし、そこも順番待ち。またまた驚きました。
三十分くらい待たされ、やっと四人は、座席を確保しました。
コンベアーは二段になっていて、上が寿司やデザートなどが回っています。下は、湯のみや醤油皿が動いていました。私は、面白い工夫だなあ、としばらく皿を取らずに、見とれていました。
回転しているのは、寿司だけではなく、お菓子類、茶碗蒸、漬物、酢の物、パックの飲み物など、いろいろなものがありました。
四人は、それぞれ好きなものを食べられるだけ食べて、満足しました。すでにセットしてある寿司と違って、選ぶ楽しみ、今度は何が来るのか、という期待があり、食欲が増すしかけになっているということに気が付きました。なので、少し食べ過ぎとなったのです。しかし、代金は、すこぶる安い。これも人気の原因だと思いました。
今になって初めて、回転寿司を体験するとは遅すぎると思われたかもしれません。たまに外食をするのですが、そういう店には入ったことがありませんでした。娘夫婦の誘いに感謝した次第です。
飽食云々ということを言われますが、私は、そのときは、楽しくて、ついそのことを一時忘れていました。


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自己証明書 投稿日:2002年10月12日(土)07時24分17秒
あなたは、今日勤務規律を守り、精励恪勤努力しましたか。なんて、毎日毎日問われ、証明書を書いて、上司に確認の印鑑を貰う。その書類をPC入力しておいて、何かあると、ほれ、この通りきちんと「○○夫」は勤めてました、いや、場合によっては、「○○夫」は、こんなに怠けてました、などとPC書類でその男を評価する。その書類は、自己証明書といっていいでしょう。自分は、ここにこうして働いてます、憶えておいてください。昨日は、風呂敷残業もしました。などと、口頭で言っても通用しなくなりました。当然のことだと言えば、それはそうですが、「ここにこうしてきちんと働いている」と自己の存在感で証明することはできないものでしょうか。証明書とここにいる生身の人間・その実績とどちらが信用できるでしょうか。
時代は、生きるということの「証明書」を残さなければならない方向に向かっています。みなさん
どう思いますか。これは、いろいろな社会的な場面に浸透しつつあります。今に、PC上の個人の情報の蓄積が人格を持つことになるでしょう。私は、そのことを恐ろしく感じています。


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さあどうする 投稿日:2002年10月 5日(土)10時52分10秒
「さあこれからどうする」という場面は、どこでも、いつでも、だれでも、突然訪れますね。
ええままよ、なんて捨て鉢になることもありますね。しかし、一晩寝て、明くる朝になると、なんだか、不思議と元気になっていますね。人間は、不思議な生き物です。
とにかく、これとあれと・・・、いろいろあるけど、目の前のこれだけ今日はやっとこう、なんて思うと気が楽になります。
私は、こうして、このページで、自分に話し掛けているのです。


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事故&事故 投稿日:2002年 9月28日(土)10時13分10秒
朝、六時半ごろ、「どーん!」という音が立て続けに二回響き、二回目には、家全体がびりびりと振動した。
「事故だ!」。とっさにそう思い、また悲惨な現場を見なければいけないのか、という気がして、
実に嫌な気分になった。
一台は交差点の角のところで大破して煙を上げていた。さてもう一台は?と見回すと、なんと、我が家の東のブロック塀に激突していた。道理で家が揺れるはずだと納得。軽自動車同士の出会い頭の衝突事故だった。運転者はいずれも若いひとで、交差点でうずくまって携帯で連絡していた人は女性。これまた車から出てきて立ち上がって携帯を取り出したのは,男性。
大きな怪我でなくてよかった。そう思いながら、女性の方に声をかけた。「大丈夫ですか。痛いところはありませんか」。その女性は、蹲りながら、「眼鏡、眼鏡を探してください」とうめくように言った。私は、狂ったようになって、眼鏡を探し回った。眼鏡は、座席の下に転がっていた。
赤い縁の眼鏡だった。後ろの座席には、チャイルドシートが乗っかっていたので、子どもが乗っていなくてよかった、と思った。男の人は、話し掛けても、わりと元気に答えていた。「こりゃ、大丈夫だ」と思った。
・・・私の家の東側の交差点は、事故の名所である。いつだろうが私たち夫婦が駆け出して、声をかけたり、救急車を呼んだりする。数年前の夜中、がーん!という相当大きな音がしたので、二人とも飛び出した。見ると、車らしきものはどこにもなかった。よく見ると、どちらも田んぼの中に落ちていた。
信号機を取り付けてほしいと、いろいろなところへ言ったが、いまだ実現していない。なんとかならないものか。
・・・私は、ふと不安に思う。私が、家族が、助けられることになっては嫌だな。今まで大きな事故をせずに済んだのは、奇蹟といってよい。



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