とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

あちこち「SYOWA」 252 「3人家族」 栗原小巻/竹脇無我

2017-11-26 23:53:55 | 日記
3人家族。そういうドラマあったかなあ・・・。それはともかく栗原小巻の初々しい姿を思い出しています。現在もご活躍ですね。私は「愛の讃歌-ピアフ」という舞台をかつて拝見しました。存在感のある素晴らしい舞台でした。

3人家族 Original Song by あおい輝彦


『3人家族』(さんにんかぞく)は、TBS系列の「木下恵介アワー」の第4弾で、1968年 - 1969年に放送されたテレビドラマ。シリーズ中、歴代No.1の最高平均視聴率の作品となった。優秀映画鑑賞会推薦。

概要

松竹で木下惠介に師事していた山田太一の、初の連続ドラマ単独脚本作品といわれる。
ロケ地は国鉄横浜駅、東急東横線妙蓮寺駅、横浜港、山下公園、日本大通り、御殿場、日比谷公園、野毛山動物園、江ノ島など1968-69年当時の実景にて行われ、また、主だったセットは松竹大船撮影所にて組まれ撮影された。
矢島正明の、登場人物の心理を描写するナレーションは、アメリカのテレビドラマ「逃亡者」からヒントを得ている。
柴田家は、横浜・妙蓮寺の一軒屋、稲葉家は横浜・野毛のマンションの設定。

あらすじ

偶然、横浜駅発の朝の通勤電車で見かけた同世代の会社員の柴田雄一と稲葉敬子。互いの名前も知らず、一目惚れをし合った二人は、満員電車で言葉を交わしたことでお互いの会社が丸の内近辺(雄一は田村町、敬子は霞ヶ関)にあると気付くが、それ以上の事は知らないままだった。

一方、横浜では予備校の申込みをきっかけに雄一の弟・健と敬子の妹・明子が知り合う。翌日の江の島へのデートの日、姉の敬子が一緒に付いてきたため、健が撮った写真で弟の友人の姉が一目惚れの相手であることに気づき、一度会いたいと申込む。雄一は会社の海外留学を目指し、今は恋人は必要ないと考えていたが、敬子とデートを重ねる内に交際するように。明子は健に思いを寄せるが健は高校の同級生・洋子に片思い中。しかしクリスマスに洋子にふられてしまい、その直後に明子が自宅のクリスマスパーティに誘ったことがきっかけとなり交際に発展する

そして、13年前に夫が蒸発した姉妹の母・キク、妻に先立たれた定年退職前後の会社員である兄弟の父・耕作(どちらも3人家族)を含めた家族ぐるみの親交も生まれていく。

キャスト

柴田雄一:竹脇無我
稲葉敬子:栗原小巻

柴田家

柴田健:あおい輝彦(雄一の弟)
柴田耕作:三島雅夫(雄一と健の父)

稲葉家

稲葉明子:沢田雅美(敬子の妹)
稲葉キク:賀原夏子(敬子の明子の母)

その他

沢野敬:中谷一郎(敬子に思いを寄せる写真家)
ハル:菅井きん(耕作に恋心を抱く柴田家の家政婦)
須藤兼一:森幹太(キクの元夫、姉妹の父親)
洋子:川口恵子(薬局の娘、健の片思い相手)
小林:近藤洋介(雄一の先輩社員)
高松:菅貫太郎(商事会社の営業課員)
佐藤:遠藤剛(雄一の同僚)
通信部長:武内亨(雄一の上司)
健の友達:鶴田忍
中山:東野孝彦(雄一の友人)
明美:片山真由美(中山の恋人)
敬子の上司:永井智雄
旅行代理店の客:川上夏代、三戸部スエ
沢野の元恋人: 川口敦子 (敬子に嫉妬し、職場を訪れる)
山下公園の青年:林家珍平
予備校の窓口係:関口銀三
電話工事業者:矢野宣、荘司肇
吉本 : 江幡高志
ご隠居さん:吉田義夫
ほか
ナレーター:矢島正明


栗原小巻

栗原 小巻(くりはら こまき、1945年3月14日 - )は、日本の女優。本名同じ。東京都世田谷区出身。父は劇作家の栗原一登。

人物・来歴

日本大学藝術学部で父の同僚だった三浦朱門によると、父は「二人でも食いかねているのに、子供が生まれる。困ったな、困り切った、というので小巻という名前にした」という。

当初はヴァイオリニストになろうとしていたが断念。桐朋女子を経てバレリーナを目指し東京バレエ学校に通っていたが、演技の基礎が必要と教師に言われ同校を卒業した後、1963年に劇団俳優座に入った。俳優座花の15期生の一人。1968年の『三人姉妹』(チェーホフ)で注目を浴び、以降、舞台を主軸に活動。

テレビドラマでは、1964年に『虹の設計』にてデー。1967年の『三姉妹』を皮切りに、『樅ノ木は残った』『黄金の日日』などの出演で知られる。

映画では、高橋治監督の『ゴメスの名はゴメス』(1967年)で初出演。1972年の『忍ぶ川』は代表作の1つで、加藤剛相手に大胆なベッドシーンを見せたことで有名(毎日映画コンクール女優演技賞)。1970年代には『戦争と人間』『いのちぼうにふろう』『サンダカン八番娼館 望郷』『八甲田山』と出演を重ねた。『男はつらいよ』シリーズでは、『新・男はつらいよ』『柴又より愛をこめて』にてマドンナ役を演じている。

70年代に入ると舞台女優としての評価も高まり、多くの賞を受賞する。

ロシア(旧ソ連)との繋がりも深く、1981年には日本で初めてソ連の演出家(A・エーフロス)を招いて行った舞台公演『櫻の園』に主演した。日ソ合作映画にも主演(『モスクワわが愛』(1974年)、『白夜の調べ』(1978年)、『未来への伝言』(1990年))。『未来への伝言』では企画も担当した。読書アンケートでも、愛読書の一つにレフ・トルストイ『戦争と平和』を挙げている。
イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンの作曲の「青少年のための管弦楽入門」の年少者向けクラシック音楽の解説も行う。(楽器の紹介をしながら作品のナレーションを行う日本語版作品)

1991年の中国映画『乳泉村の子』(謝晋監督、中国題名『清涼寺鐘聲』)にも主演し、日本中国文化交流協会代表理事も務めるなど中国との繋がりも深い。

クラシック・バレエを特技とし、映画の中でもその姿が見られる。また、ダークダックスと共にロシア・ソ連の歌を紹介するテレビ番組に出演したことがあり、ソロでLPレコードを発売したこともある。

玄人受けする演技力と現代的美貌から熱狂的な男性ファンが多く、吉永小百合ファンが「サユリスト」と呼ばれたのに対し、栗原小巻ファンは「コマキスト」と呼ばれた(奇しくも吉永とは生年月日が1日違い)。アイドル的存在として人気を二分したが、中年以降、吉永が映画を主軸に据えているのに対し、栗原は舞台を主軸としている。(Wikiより)

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